本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語力をつけたい、伸ばしたい人のためのスペイン語塾
 

Fundado en 1995

Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
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(^. ^)Un, una, uno... 2006

Fundado en 1995
日 西 翻 訳 研 究 塾
Instituto de Traducciones de Tokio

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☆                     e-yakuニュース Año VII No. 71  (09月末号) 2006/09/30                      ☆
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==== 初めて日西翻訳研究塾の「塾maga」を受け取られる方へ ====

この塾magaは、日西翻訳研究塾が毎月末に、スペイン語学習者のためのお役立ち情報と共に、本塾のお知らせをするための定期的な『無料メール・マガジン』です。尚、現在はバックナンバーの送信サービスはいたしておりませんが、主要人気記事はHP上で公開しておりますのでそちらをご覧下さい
メールのアドレスを変更された場合は『必ず』、『忘れずに』また、受信を中止されたい場合等々、その他、ご意見ご希望等も、e-yaku@gol.comまでご一報下さい

=== お知らせ ===
目次右の「↓すぐ読む↓」をクリックすると各項目に瞬間移動します。戻るには各項目の「↑目次に戻る↑」ボタンをクリックして下さい
なお、夏期のみ7・8月号の配信をまとめて8月末に行い、7月末の配信はありません

≠ 2005-06終業/2006-07始業パーティ無事終了 ≠
去る9月2日、東京・四ッ谷のメキシコ・レストラン「エル・アルボル」にて、な、なんと、48名もの参加者を得て、今年も本当に楽しい一時を過ごせました。ここにご報告と共に関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます
あわせて、様々な便宜だけでなくドリンクサービスや経済的にもご援助下さった「エル・アルボル」さん、そして、ワインを大量に無料提供下さったワイン輸入元の「潟X・コルニ」さんにもこの場を借りまして衷心より御礼申し上げます
なお、先日お知らせいたしました「塾生ページ」内の写真が更に増えていますのでお知らせいたします。さらなる写真の提供者Hさんに感謝

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            今号の目次
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01 在外者レポート大募集↓すぐ読む↓ 海外にお住まいの方々、ふるって寄稿して下さい
02 バレーボール               →↓すぐ読む↓ 2006年FIVB バレーボール世界選手権
03
アルゼンチン              →↓すぐ読む↓ フォルクローレ・コンサート
04
アルゼンチン              →↓すぐ読む↓ バーベキュー(Gran Asado Argentino)
05 メキシコ                      →↓すぐ読む↓  ドキュメンタリー映画祭
06 スペイン                     →↓すぐ読む↓ ザビエルの国の音楽「豊後ルネサンス音楽祭2006」
07
スペイン                     →↓すぐ読む↓ ダリ回顧展(生誕100年記念)
08
スペイン                     →↓すぐ読む↓ フラメンコ・サロン・コンサート
09                 →↓すぐ読む↓ 「スペイン・ラテン名曲を歌おう」+otra
10 夜のしじみの世界         →↓すぐ読む↓ 帰ってきたよろよろ紀行(その5)
11 「海ちゃん」                  →↓すぐ読む↓ 大人気Gatito Umi-chan.jpgちゃん“
Español Variopinto Mensual (No.17)
12 スペインの慣用句         →↓すぐ読む↓ Serie III-43
13 短文翻訳                    →↓すぐ読む↓ (2006年09月末更新分)(No.681-690)
 
■∞ ∞ ∞ ホーム・ページ 更新情報 ∞ ∞ ∞■
   2006年09月末の主な更新分は以下の各ページです。ご確認下さい
        *『今月の短文翻訳』(2006年09月分)
        *『短文翻訳集』(2006年08月分)
        *『スペインの慣用句』(その35)
        *『海ちゃんシリーズ』年越しぶどう(その3)


reportajedesdeextranjero 海外にお住まいの方々からの原稿大募集 orejnartxeedsedejatroper
「在外レポート」 
★ 塾maga読者の中には、海外にお住まいの方も多くおいでです
★ まさにインターネット時代、グローバル世界の象徴でしょう
★ そこで、そうした方々からレポートを送っていただき、塾magaに掲載する企画を始めます
★ 応募者次第ですので、完全にシリーズか可能か否かは不明ですが、機会ある毎に掲載して参ります
★ 以下がその募集要項です

    * 内容は自由
    * 但し、可能な限り、在住地の様子が分かるような内容でお願いします
    * 政治的内容や、研究論文などのハードな内容やメッセージ性のあるものはお控え下さい
    * いわゆる、『海外情報・レポート・事情』等々風の内容が最も好ましいと考えています
    * HP上にも掲載させて頂きます
    * 個人情報保護のため、投稿者の氏名等は架空でもOKです
    * 但し、在住国・町名などは記載下さい
    * 但し、編集部には本名・住所・職業など正規の情報をお知らせ下さい
    * 分量は、Word-A4の通常設定で1ページ程度
    * 特段の原稿料等はご用意いたしておりません。あしからず
    * 文章などは塾maga編集部にて変更修正させていただく場合もあります
    * その他、ご不明な点や詳細については、ご一報いただきますようお願い申し上げます

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╋○
┓   2006年FIVB バレーボール世界選手権
◇╋

4年に一度の!!Mundial!! が日本で開催されます
10/31〜12/03

男子は
!!
- Argentina
- Cuba
- Puerto Rico
- Venezuela
- Brasil                     を応援
!!しよう・・・・・あの〜、日本も応援してね

女子は
!!
- Costa Rica
- Cuba
- México
- Perú
- Puerto Rico
- R.P.Dominicana
- Brasil                     を応援
!!しよう・・・・・でも、日本も応援しよう

http://www.2006vball.jp/participating/participating_men_j.html

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            フォルクローレンサー
           
Liliana Herrero
アルゼンチンのフォルクローレ歌手リリアナ・エレーロ初めての来日コンサート
あのメルセデス・ソーサが自分の後継者と公式に指名したほどの実力の持ち主
主催者リリアナ・プロジェクトはすべてボランティアで運営されています
詳しくはhttp://www.tanimon.com.ar/liliana_site.html
  10月6日(金)千葉・Club IKSPIARI
    8日(日)岡山・さん太ホール
    9日(月)大阪・サンホール
    12日(木)名古屋・得三
    13日(金)名古屋・得三
    14日(土)静岡・焼津市文化センター 小ホール
    16日(月)東京・STAR PINE’S CAFE
    18日(水)仙台・青年文化センター 交流ホール
出演:リリアナ・エレーロ、鈴木亜紀ほか
お問合せ:06-6225-3003 (リリアナ・プロジェクト)
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バーベキュー (Gran Asado Argentino)
Taixxon hace el ULTIMO asado 2006
リカルド ナカンダカリさんが企画しているバーベキュー
Fecha:08 de octubre(10月8日) Hora: 12.00 hs.
Lugar: Kanko kashiku koen, Kanagawa ken, Fujisawa shi, Endo 6190 関東果樹園
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~ben-k/
Precio: Hombres 3,500 yenes (男性)
         Mujeres  3,000 yenes (女性)
Incluye: vino arg, asado, pan, ensalada, gaseosas y empanadas.
Traer: platos, cubiertos y vasos.
Cómo llegar: Ir hasta la estación de Shonandai (salida oeste),
tomar el colectivo(bus) Numeros,23 y/o24,
hasta la universidad de Keio (daigaku), al llegar llamar al 090-8847-1938
para que los vayan a buscar.
湘南台駅からバスで20分ぐらい。終点「慶応大学前」で下車
携帯に電話すればリカルドさんが迎えにきます 歩いても行ける距離ではあります
Reservas: 事前に予約してください
Dejar mensajes en los siguientes telefonos.
TEl/ fax: 0466-43-8940
Celular:090-8847-1938
Email: empanadaloca@yahoo.com.ar
http://www.laempanadaloca.com.ar

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◆◇◆◇◆◇◆メキシコ・ドキュメンタリー◆◇◆◇◆◇◆
2003〜2005年制作の注目6作品を一挙上映
「生きるチカラ、ここにあり!」
日時:10月14日(土)〜20日(金)
場所:東京/渋谷・ユーロスペース
●「ムーシェス:アタシたちの楽園を求めて」ゲイへのインタビューを通して彼らの葛藤と本心を描く
●「メキシコ女性刑務所:塀の中の物語」監督以下すべて女性スタッフ だからこそ撮れた女性刑務所の内部
●「僕は…脳性小児麻痺」自立支援システムに参加する人々の日常
●「黒い牛」闘牛士を目指す青年がアル中と暴力をエスカレートさせ・・・
●「メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス」メキシコの偉大な歌手 その知られざるエピソード
●「アレックス・ローラ/ロックに取り憑かれた男」メキシカン・ロック《Tri》のリーダーへの密着取材

詳しくはhttp://www.action-inc.co.jp/mexico/

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 凸   凸  ザビエルのの音楽「豊後ルネサンス音楽祭2006」  凸  凸 
今年は日本にキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエルの生誕500年
これを記念し、音楽を通じて日本とスペインの歴史をふり返ろうという試みが行われます


= 来 日
 =
スペインのグレゴリオ聖歌隊(スコラ・アンティカ)
古楽アンサンブル(ムシカ・フィクタ)
ダンサー(マリア・ホセ・マルティン)


ザビエルゆかりの地などで演奏します 教会での催しも含め、誰でも参加できます

「歌ミサ」10月14日(土)大分市 カトリック大分教会
「ザビエルの道巡礼コンサート」10月11日〜16日 鹿児島・平戸・山口・東京
「ヒストリカル・スパニッシュ・ダンス・コンサート」10月20日(金)大分県白杵市民会館
「中世・ルネサンス スペインのダンスと音楽」10月21日(土)大分県国東町
「モンセラートの朱い本」10月22日(日)大分市 iichico総合文化センター
「16世紀スペインの宗教音楽」10月24日(火)東京ルーテル教会

問合せ:097-543-6177 (NPO法人おおいた豊後ルネサンス) 詳しくはhttp://www.bungo-m.jp/

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 ダリ回顧展(生誕100年記念) 
場    所:東京・上野の森美術館
開催期間:9月23日(土)-2007年1月4日(木)(無休)
開館時間:10:00〜18:00(入場=17:30まで)
主    催:朝日新聞社,フジテレビジョン/ガラ=サルバドール・ダリ財団/サルバドール・ダリ美術館
お問合せ:ハローダイヤル03-5777-8600(年中無休07:00−23:00)

Dalíの生誕100年を記念して開催される大回顧展
スペインとアメリカの2大
Dalí コレクションから、本邦初公開の作品を含む油彩60点のほか、水彩画や写真も集めた
古典主義的傾向が伺える初期の作品から最晩年のものまでが網羅され、20世紀美術史上最大の奇才といわれる
Dalí の生涯とその思考の一端に触れることができる
Dalí 生誕100年は本来2004年だったが、日本では2年遅れでの開催となる    http://www.dali2006.jp
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F〜*L**A**M**E**N**C**O*
           フラメンコ・コンサート その14
O**C**N**E**M**A**L**F*

本物のフラメンコを、ゆったりとした雰囲気のなかで味わっていただきたい-----
そんな思いを込めて始まったコンサートシリーズ。今回はカルロスを中心に
今一番燃えているアーティストたちが揃いました
華やかさとテクニックを併せ持つ踊りで評価の高い宮野ひろみさん
日本人離れした踊りで人気急上昇中の稲田進さんをはじめとする充実した踊りを
ミゲルとカルロスの息の合ったコンビが盛り上げます
フラメンコならではの、即興性溢れる白熱したステージをお楽しみください
日曜日の午後、フラメンコとワインの贅沢なひとときを、ぜひ御一緒に
出演:
踊 り:宮野ひろみ/稲田進/小林理香/宮内さゆり
 唄 :ミゲル・デ・バダホス
ギター:カルロス・パルド/山岸史人
日 時:2006年10月29日(日) 午後2時半(開場) 午後3時(開演)
会 費:5,000円(定員40名)
場 所:スペイン料理文化アカデミー(豊島区目白4-23-2)  予 約:03-3953-8414
グラスワイン+おつまみ付き mail :info-spain@mbh.nifty.com
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   スペイン・ラテンの名曲を歌おう

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お馴染み我らの「スペイン歌曲」の歌い手
ソプラノ歌手の谷めぐみさんの
《スペイン・ラテンの名曲を歌おう》スペイン歌曲講座 ご紹介
郷愁を誘うスペイン・ラテンの名曲も「ア・イ・ウ・エ・オ」で歌えます
今春開講した教室の受講生の皆さんは、半年でスペイン語の歌を見事にマスターされました
「アマポーラ」ほか2曲を受講生全員で合唱
さあ、名画のテーマ曲「禁じられた遊び」に挑戦してみましょう
詳しくはhttp://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_438713.html
〒192-0046 八王子市明神町3-20-6 八王子ファーストスクエア10階 042-648-0551

もう一クラスあります
「アマポーラ」「ラ・パロマ」等往年の名曲をスペイン語で歌ってみませんか
声楽の基礎を学びつつ粋な歌の世界を楽しめます
講師の谷めぐみさんは、こちらのセンターは、他にも
歌は癒し
楽しく歌い心身共にリフレッシュ!
初心者から経験者まで目的に応じた個人指導を致します
という一般的な声楽のクラスでも指導にあたっておられます
詳しくはhttp://www.jeugia.co.jp/culture/tama/ongaku.html
〒206-8543 東京都多摩市落合1-46-1 多摩センター三越6F 042-357-5303(代) 042-357-5304
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超人気を博した旅日記の続編の旅日記
                                       
帰ってきた『よろよろ紀行』2005年夏
                                                                         その五 (作:夜のしじみ)
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サンチアゴ ガリシアのタコ ==その5==  
さて、イベリア航空に乗って1時間あまり。サンチアゴ・デ・コンポステーラの地にやってきたわれわれである。ここサンチアゴはスペインカトリック教会の総本山の教会があり、各地から巡礼に詣でる人々の集う「巡礼の地」だそうである。日本でも四国地方に八十八箇所お遍路さん、があるのと似たようなものかもしれない。ちゃんと巡礼のルートがあって、道すがら矢印マークがついているそうだ。黄色の矢印が「あっちがサンチアゴ」のシンボルマークである。そういえばあちこちでこの矢印マークを目にしている

空港から町の中心までタクシーで約20分ほど。相変わらずお天気に恵まれ、ガリシア地方の素晴らしい山並みを見ながら走る。緑が目にさわやかで、風も心地よい。マドリッドが冷夏だったと書いたが、ここサンチアゴはそもそも北に位置するので、空気は更にフレッシュである。これからお昼を食べに行くわけだが、勿論ガリシアのタコを食べないわけには行かない

ホテルは大奮発をして「パラドール」を取っていた。世界遺産の建物を国営のホテルにしているのがスペインのパラドールである。地方によってはお城に泊まることもできる。ここサンチアゴのパラドールは元は病院だったそうなのだが、内装も家具もゴージャスである。ホテルとしてのランクも五ッ星である中世の歴史的建築物に泊まれるなんで素晴らしい。チェックインをして荷物を置く。従業員の対応もとっても親切で感じがよくてエレガントである。スペイン人もやればできるのだ。お部屋は少々小ぶりである。天蓋つきのベッドも写真で見るよりは小さくてかわいい。ここは雰囲気をとにかく楽しむべきところなのであろう。さて、とにかく昼食だ

ホテルはカテドラルの隣にあり、ここが街の中心である。小さい街なので観光もあっという間に終わってしまう。。10分も歩くとレストラン街である。なんと言ってもここは観光地なので純粋な巡礼者にまざってわれわれのような観光客がもうぞろぞろぞろぞろ歩いている。ある意味居心地がよい。治安的にも安心だからだ。(勿論油断は禁物だが!)さて、「地球の歩き方」に書いてあった「現地の人お勧め」のレストランに足を向ける。バール(立ち飲み)のほうはすぐにお客で一杯になったが、われわれはテーブル席に陣取り、ゆっくりと過ごす。母だの姉だのを連れて立ち飲みはできませんよねぇ。お目当てのガリシアのタコ、お勧めの豚の耳(ゆでてあり歯ごたえがある。パプリカを少々振り、塩・胡椒・オリーブオイルでいただく)・生ハム・サラダ、、、と白ワインで始める。いやあ、ガリシアのタコ、おいしかったです。ぷりぷりしていて歯ごたえがあって。豚の耳はちょっと途中で飽きてしまったのだが

カテドラルを見て、街を散策。母が目ざとく見つけたTシャツの店に行ってみる。なかなかセンスがよい品揃えの店であった。店主が「アンタ、スペイン語話すんだね。」などと話しかけてくるのでちょっとお喋りをしたら店主はアルゼンチン人だった。軍事政権の時代に国を出て、こちらに移住したのだそうだ。んんん、とてもヘビーな時代である。ここにきてもう25年以上と言っていた。何枚かシャツを買ったらキーホルダーをおまけにつけてくれた。(その5終わり)


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// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
月刊・スペイン語あれやこれやEspañol Variopinto, Mensual
No.17   
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悠仁親王のご誕生 (Nacimiento del nieto del Emperador)
男女産み分け方法を行った場合の成功率は、男の子を希望した人で81〜91%、女の子を希望した人で70〜80%だそうだ。これは、X精子とY精子のそれぞれの性質を利用し、どちらかの精子が受精しやすい環境を整えることで生みわけを可能にしようというやり方だ。成功率は思ったより低い。確か、遠心分離法というのを用いてX精子とY精子を分け、強引にどちらかの可能性を絶ってしまうことでほぼ100%の確率で生み分けができる方法もあったはずだと思い調べてみたが、いろいろ問題があるということで現在は行われていないらしい

とすると、9月6日の出産後に紀子様が見せた、まさに秋の空のように抜けるがごとくすがすがしい表情は、9ヶ月間背負い続けた男の子を無事に産まねばならないという使命を果した解放感と安堵の気持からごく自然にでたものだったのだろう

一方、国民の中には「また女の子だったらいいのに」と思った人も多いはずだ。これを機会に男女平等を皇室から徹底してもらい、トップダウン方式で日本が真の男女平等社会を実現できればという期待を持った人たちである。多くの女性がそう思ったであろうことは想像に難くない。だが、蓋をあけたら「It’s a boy」。翌日、この見出しが世界中の英字新聞のトップを飾った

紀子様のご懐妊以降、皇室典範改正論はぱったりと語られなくなり、そして、(恐らく当初の思惑どおり)男児である悠仁(Hisahito)様が誕生した。これで、「皇太子徳仁親王・文仁親王・悠仁親王」と皇位を継承する親王が3名になり、少なくとも私の目の黒い間は男系が継続される見通しだ

一方の雅子様については、実は男の子を産まないようにひそかに産み分け法を実行なさったのではないかという噂がある。神武天皇より脈々と続いてきた古き伝統を守るべく、将来の天皇の母になることは、ほぼ全面的に私人たることを放棄せずしては成し得ない役回りである。こうした硬直化したシステムから逃れ、ご自分の望む人生を静かに歩みたいと望む彼女にとって、天皇の母になることはなんら野心的な魅力をもつものではなかっただろう。皇太子殿下も雅子様のお幸せを何ものにも優先させてお考えであろうことは最近の雅子様の急速なご回復を掛け値なしで喜ぶご様子からも伺える

この一件で、自分の思惑をつらぬき通すことに一番成功したのは、実は雅子様だったのかもしれない

スペインのニャンコ:皇室に男の子が生まれたにゃっ!!バンザーイ
Ñanco de España: ¡Viva el nacimiento imperial de un niño varón!

海ちゃん:「郷に入りては郷に従え」と思った紀子様が、「思い立ったら吉日」とばかり、「善を急」いだ。そして「人事を尽くして天命を待」てば、「成せばな」ったのにゃっ。おめでとうにゃ
Umi-chan: A la tierra que fueres, has como vieres, pensó la Princesa Kiko. Tal como dicen una vez decidido a hacer cosas buenas, no dejes correr el tiempo inútilmentey cualquier día es bueno para hacer algo. Así lo hizo ella y como dice aquello de a Dios rogando y con el mazo dando, se salió con la suya. Si hay voluntad, hay manera. ¡¡Enhorabuena!!

スペインのニャンコ:気をつけるんにゃ、海。女の子は地獄耳にょ。僕たちは女性の敵だって、怒っているにゃん。あぁ、ぢつは愛しのニャンカも僕を尻に敷いているのにゃ。結婚したらもっと敷かれてぺっちゃんこになっちゃうのにゃぁっっ
¡Cuidado, UmiLas chicas tienen un oído diabólico y están enojadas con nosotros. Nos llaman enemigos de las mujeres. La verdad es que entre mi querida Ñanca y yo, quien lleva los pantalones es ella y ya mandará en casa cuando nos casemos.

Gatito Umi-chan


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             スペインの慣用句 == Serie II -43 == 馬耳東風 第二編の四十三
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    さて、今回は「C」で行こう。とは言っても、C調な雰囲気で話を進めて行くわけではなく、「C」で始まる言葉をキーワードにした慣用句をみてみることにしよう

1. 『pasar (cruzar/atravesar) el charco』
    栄枯盛衰とはよく言ったものだ。もっとも、スペインのように、享受した黄金世紀の何倍もの衰退期を過ごすというのは希にしても、あの無敵艦隊の巨人でも落ちぶれる時があるわけだ。しかしジャイアンツ・ファンよ嘆くなかれ。長く暗いトンネル時代にこそ基礎が築かれるのだ(ハズ)。待てよ?それでは阪神の衰退期には何か築かれたか?などとつっこみをいれるのは止めよう
さて、「charco」は水たまりだから、これを「通る・横切る・横断する」のは簡単なことだ。ひとまたぎですむ。しかし、世の中は広い。助走をしても飛び越せないような大きな水たまりもたま(り)にはある。しかし、ヘラクレスでさえ飛び越えられないだろう「水たまり」が大西洋だ。ところが、それを「水たまり」と表現してしまうのがラテン系の大袈裟さだ

    例) Mi tío cruzó el charco y en diez años se hizo rico.
        (僕の叔父は大西洋を渡ってアメリカ大陸へ行ったが、10年で金持ちになった)

2. 『contante y sonante』
    「数えられるものや音のするもの」は世の中にはたくさんある。形あるものすべて数えることもできれば叩くと音もする。しかし、近頃は実体がないので数えられず、無論音もしなくなったものがある。お金だ。以前は「現金」のみが存在した。しかし、最近はその実体がないお金が横行している。代表的なものとしては、いや、あっと言う間にその代表格に躍り出た観がある「Suica」がそれだ。いわゆる、デビット・カード(Tarjeta de Débito)やプリペイド・カード(Tarjeta Prepagada)や電子マネー(Dinero Electrónico)と呼ばれる現金同様のプラスチック・キャッシュ(Dinero Plástico)のことだ。正確には「生金(生きたお金)・現金」ではないが、拾ったSuicaはその場で使えるので、やはり新型の現金なのかも知れない。しかし、まだまだ『数えられる音のする』ものが信頼性が高い。もっとも、この「現金」もまた信用手段以外の何ものでもないのだから、実体のないデジタルに取って代わられたとしてもさほどの差はない。因みに、この慣用句は形容詞が二つで成立しているが、これらだけではやはり意味をなさない。名詞の「dinero」を付ける必要がある。当初は「ジャラジャラと音がして数えられる金」という強調の形として使用されていたのだろうが、デジタルマネー時代が定着するまではまだまだ大いに使われそうだ

    例) Págamelo en dinero contante y sonante porque no me fío de tus cheques.
        (お前さんの小切手は信用ならないから現金で払ってくれ)

3. 『estar/dejar/etc. +cortado/a』
    動詞「cortar」は、スペイン語学習の初歩段階で覚えねばならない最初の100個にも入るほどの極めて一般的な動詞だ。その過去分詞形だから、動詞「estar」と組み合わされば切られた状態を表す。例えば「El jamón está cortado.(=ハムは切られています)」や「La tela está cortada ya para coser. (=生地は縫製用に裁断されています)」のように。しかしそれでは慣用句でも何でもない。慣用句の中で最も我々外国人が困るのはこの手のものだ。どこをどう引っ繰り返しても慣用句には見えないにも関わらず慣用句「でもある」のは本当に困ったものだ。「イヤー、困った、困った」。この「困った」は大きく分けて二通りある。「難儀する」のと「途方にくれる」だ。前者は、例えば「niño problemático(=問題児)」に代表される「困った」で、後者は、「no sabe qué hacer(=どうすればよいのか分からない)」風の「困った」である。実はこの慣用句は後者に属する「困った」慣用句である。因みに、この「cortado/a」は形容詞や名詞としても様々な意味を有しているが、中でも、この「困る」に近しい意味としては例-2)のような用法もある

    例-1) Su contestación me dejó cortado.
            (彼女の返事に僕は当惑した)
  例-2) Si no fuera tan cortada iría yo misma a pedirle una explicación.
            (私がこんなに恥ずかしがり屋でなければ、説明を要求しに自分で行くのだけれど)

    さて、ご質問・ご意見やリクエストなどもお待ちしている。もっとも、リクエストには即答できないと思うが。いや、気分次第かなぁ。(文責:ancla)

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短文翻訳 2006年09月末更新分 (681-690)
ゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝ

01. En aquel entonces se veían frecuentemente manifestaciones callejeras contra el Tratado.
          当時、巷では条約に反対するデモが頻繁に見られた

02. Todos los años se celebra del 5 al 11 de febrero, pero el año 2006 ha sido del 6 al 12 del mismo mes.
          毎年2月5日から11日まで開催されるのですが、2006年は2月6日から12日まで催されました

03. La Cámara Alta constituida exclusivamente por la nobleza y la familia del Emperador mantenía un poder absolutamente superior al de la Cámara Baja en la Dieta Imperial de Meiji.
          貴族院は貴族ならびに天皇家の人々だけで組織されており、明治時代の帝国議会では衆議院に対して圧倒的な優越性を持っていた

04. No sé. Así espero.
          わかりません。そうだと良いのですが

05. El nuevo presidente de la nación tiene mala fama de traer al mundo político a personajes extraños como candidatos a las elecciones.
        新大統領は選挙の立候補者に、突拍子もない人物を政界に呼んでくるという悪評があります

06. Antes se veía por todas partes del país la mendicidad infantil pero gracias al desarrollo socio-económico y al control policial ya casi no existe este problema social.
            以前は路上で物乞いをする子供たちがこの国のいたるところで見られたが、社会経済の発達と警察の警備のお陰でほとんどこの問題はなくなった

07. Hable como él.
          その人が話すように話しなさい

08. Los que participaron en el planeamiento y ejecución de la Guerra fueron clasificados como criminales de guerra clase A, entre ellos se encontraban Hideki Tojo, Fumimaro Konoe, etc.
            太平洋戦争の計画と実行に関与した日本人は、A級戦犯として分類されたが、その中に東条英機や近衛文麿などがいた

09. Hoy el cielo está nublado.
       今日は曇っています

10. Los jóvenes de hoy no tienen expectativas de poder obtener una vivienda.
        近頃の若者は住宅を持てるという見通しがもてない
 
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