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スペイン語文法 番外編 (第一編)

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Monólogo de un pasota == Serie II -19 ==
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『馬耳東風』 第二編 (スペインの政経社編) 第19話

鳥はいつ飛びたつ?(その3)

  『Madrid- Lerida(Lleida)』間のAVEに使用される予定の列車は、前回でもご紹介したSiemens社の車両、および、Talgo-Bombardier社の共同開発による車両で、開通すれば、世界最速の夢の超特急(350km/h)が誕生する。スペインの日常会話の中には多くの「世界一」が出現するが、そのほとんどが「世界一」ではなく、スペイン語特有の誇大表現であるが、この超特急こそは、正真正銘の『世界一』である。但し、このAVEが営業を開始する時点で、時速350kmを超える超特急が何処の国にも走っていなかったら...の話ではある。

  もっとも、路線はすでに完成しているのだから、走らせるのみなら今すぐにでも走らせることは可能なのだろう。にもかかわらず開通させられないのは何故なのだろうか?理由は簡単である。安全走行が保証されていないからである。鉄道を開通させるというのは、線路と車両があればそれで良いというわけではない。上り下りの両列車は平行に走っているわけだから、路線がしっかりと作られていれば問題はないが、事故のない走行とはそれだけではない。同じ方向に走っている列車同士の追突がないようにも配慮されていなければならないわけだ。(...続く)(文責:ancla)

  以上は、本塾のメールマガジン『e-yakuニュースNo.35(2003年09月末号発行)』に掲載されたものです
  

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