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スペイン語文法 (番外編) 馬耳東風 海ちゃん スペインの慣用句 マヤ暦のページ


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Monólogo de un pasota == Serie III 190 ==
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第三編 『スペインの慣用句』 (その190)

今回は『(no) comerse una mierda』をみてみることにしよう

いやはや。このような極めてお下劣な単語を使った慣用句をご紹介することになってしまって、誠に申し訳ない。基本的に所謂下ネタは性に合っていないと言うか、誰でもが興味を示すようなものにはあまり興味がないわけで、まあ、だからこそ、英語嫌いになり、スペイン語にのめり込んでしまったわけだ。スペイン語に関わっておいでの中には結構同じような方がおいでのはずなので理解して頂けるだろう。しかも、この慣用句は別に下ネタというわけではない。《mierda》は決してお上品な言葉とは言えないし、学校や塾でも例文として使ったり、試験に出たりするような単語ではないものの、知らないで通すことは絶対にできない単語の一つでもある。無論《
excremento》なるれっきとした言葉が存在はするが、どうもこの言葉では、ピンとこないのも確かである
無論慣用句なので、これを本当に食べると言う話でないことは確かである上に、《una》となっていても、馬のならばまだしも、一つ二つと数えられる(ウサギのなら一粒二粒と数えるのかな?)ような代物でもない。ハッキリしているのは絶対に食べたくない代物であることだ。この点では、絶対に読者諸氏の同意を間違いなく得られよう。でもまあ、800人近い読者がおいでになるので、中には、「××マニア」もおられる?いやいや。そうは思いたくない

要は何を言いたいかと言えば、結果的に食べたくないものだと言うわけで、意味としては『意図していたことを手にしない』という意味になる。例文で見ていただくのが一番良いだろう

  例)
¿Qué quería el de verde? Nada, pero lo que está seguro es que de mí se ha comido una mierda.
     (なんだって?あの緑の服のオヤジ。別に。ただ、俺からは何も引き出せなかったのは確かさ)

  さて、ご質問・ご意見をお待ちしている。(文責:ancla)
  以上は、本塾のメールマガジン『e-yakuニュースNo.80号(2007年05月末発行)』に掲載されたものです

 

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