☆ Buena Noticiaをもう一つ。
日本でRenfeの切符が入手可能です。ご存じでしたか?スペイン国鉄日本総代理店株式会社プレステージインターナショナルです。この旅行エイジェントは、スペインにも支店を持っているので大変便利ですすし、対応も親切でしっかりしています(経験からの印象です)。格安航空券もゲットできます。ご興味のある方はお尋ね下さい。
☆ Buena Noticiaをもう一つ。
お待たせしました!イベロアメリカ・サロンを再開します。
再開「イベロアメリカ・サロン」の第1回を下記の要領で開催しますのでふるってご参加下さい。先着20名で締め切らせていただきますので、早めにお申し込み下さい。今年のNHKテレビスペイン語会話は、今話題のキューバを題材にして人気のようです。今回は「私の愛するキューバ Cuba,
Mi Amor」と題して、『旅の指さし会話帳 キューバ』の著者である滝口西夏さんをお招きして、キューバの最新事情とそこで話される独特なスペイン語について話を伺います。滝口さんは、1969年生まれで早大文学部を卒業後、旅行代理店を経てハバナ大学でキューバ文化を学び、95〜98年の3年間キューバで生活を経験した後、現在はフリーのスペイン語翻訳と通訳の仕事に従事しています。特に、我が国初のキューバ語教室である『クバニスモ Cubanismo』を主宰し、注目を集めています。詳細は、
http://www2.ocn.ne.jp/~cubanism/
をご覧下さい。
日時:9月29日(土) 午後3時〜4時半
会費:1,000円(コーヒー代含む)
場所:メキシカン・レストラン「エル・アルボル」(四谷駅下車2分)以下のサイトの地図で場所を確認して下さい。
http://home9.highway.ne.jp/el-arbol/
*『旅の指さし会話帳 キューバ』(情報センター出版局 定価1,785円 税込み)を特別販売価格1,600円で当日販売いたします。希望の方は連絡下さい。出版社の以下のホームページをご覧下さい。
http://www.4jc.co.jp/yubisashihp/yubisashi.html
*サロン終了後、スピーカーを囲んでおつまみとビールを飲みながら懇親会も予定していますので、参加希望の方はお知らせ下さい。会費は別途1,500円ぐらいです。申し込み先:イベロアメリカ・サロン
滝沢まで
samtaki@cg7.so-net.ne.jp先着20名で締め切らせていただきますので、早めにお申し込み下さい。
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★ 大好評連載中の月替わりの『短文翻訳』とそのバックナンバー・ページも更新済みです。
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Monólogo de un pasota
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引き続き符号や記号(signos)シリーズです。今回は、comillas(引用符)のお話です。
スペイン語では、日本語ほど引用符の種類は多くありません。日本語の場合は、日本語の中の引用符ではなく、外国語の引用符をも多く加えた上での乱用に近いものがあります。
スペイン語に使用されるのは、せいぜい、つまり、多くて4種類だけです。しかも、出来れば2種類が望ましいことになっています。それらは、ラテン引用符(Comillas
latinas)と呼ばれる『" "』と『《 》』の2種類です。その他にスペイン語表記で使用される引用符は、Comillas
inglesas『“ ”』と、Comillas
simples『‘ ’』です。
優先的にComillas
latinasを使用し、後のComillasは、それら2種類を先に使用してしまって、その中で更に引用符を使用したい場合などにとっておく、という方法が良いとされています。
例) 《La promesa que papá
me hiciste cuando
jugabas con “mamá”
disfrazado de Papá Noel》
「パパがサンタクロースになって『ママ』と遊んでいたときに僕にしてくれたお約束だよ」
このmamáにcomillasを付けてあるというのは、前後の関係がどうなっているのか分かりませんので、果たしてどういう意味かは明確ではありません。但し、このmamáにcomillasを付けてあることで、その女性が、例えば、『義母』、『継母』、『お父さんの内縁の妻』、『ママというニックネームの女性』等々様々想像できますが、ハッキリしていることは、本当の自分(この言葉を発した子供)の母でないことだけはハッキリするわけです。
ではここで、スペイン語では、どのような場合にComillasを使用するのかを見てみましょう。
まず、左記の例にもありましたように、文章中の会話や、何らかの決まり文句などを示す場合に使用するのが通常の使用方法(例文-1)です。また、人名の中の、異名・通り名・あだ名などを表記する場合(例文-2)にも使用します。或いは、文章中の言葉や文などを強調したい場合(例文-3)、それと、やはり文中で別の作品や書籍名などを示す場合(例文-4)にも使用します。では、それぞれの例文を以下に上げますので参照して下さい。
例文-1) Creo que padece usted
《síndrome de Estocolmo》.
貴方は『ストックホルム症候群』にかかっておられるようですな。
例文-2) Ya estás perdido
Simón Cárdenas 《el
Bardo》.
シモン・カルデナス『エル・バルド』、お前さん、もうお終いだな。
例文-3) Una señora
《atildada y
educadísima》 que, al
verme parado frente
a su puerta, se
introdujo en la
negrura del corredor
de su piso para
emerger segundos
después con un par
de píldoras y
entregármelas.
『実に教養のあるお洒落』なご婦人が、僕がドアの前に立っているのを見ると、数秒後にアスピリンを数錠手にして現れ、僕に渡してくれるため、廊下の薄暗闇の中に消えていった。(注:つまり、皮肉を込めてその部分を表現していることになります)
例文-4) Se me vino
a la mente la
frase del 《Otelo
de Shakespeare》
según la cual
《vale más ser
engañado mucho
que saber sólo
un poco》.
『シェークスピアのオセロー』の一節が頭に浮かんだが、それは『大いにだま騙されよ。僅かを知るよりは良い』というやつだった。(この例文では、1と4の両方の使用方法がでています。)
さて、いつものように、使用にあたって、犯してはならないよくある間違いを見てみましょう。
いつものように、『coma","』や『punto
y
coma";"』に関連した注意ですが、必ず、Comillasの終了符は、これらの前で使用します。
正しい例)
Él apretó el botón, dejando
caer la bomba sobre
Hiroshima, del 《Enola Gay》,
confesó.