文法学習の大切さ
語学を学んでいて、最終的にはやはり翻訳や通訳ができるようなレベルにまで向上したいと思うのは、誰しも同じ
しかし、学習者のすべてがそのレベルにまで、換言するならば、「翻訳や通訳で飯を食える」レベルにまで上り詰められるわけではありません
ではいったいどこでそんなに差がついてしまうのでしょうか?
実は、これに対する答は、極めて簡単なのです
本人がどこまで努力するか?に尽きるのです
「でも、個人の能力というのもあるのでは?」との反論も聞こえてきます
むろん、それもあるかも知れません。がしかし、よ〜〜〜く考えて見て下さい
私たちは言葉を勉強しています。外国語の言葉をです
ではその国の人たちは、頭が良い人だけがその国の言語を理解しているのでしょうか?
むろん、ここにもまた「個人差」が首をもたげてきます
つまり、その国にも個人差が存在するからです
しかし、あなたが通常の日本語のレベルを有している方なら、スペイン語だって、その通常のレベル、つまり、一般的なスペイン語人のレベルにまでは向上できるはずです
マラソンを完走するためには、足腰をしっかりと鍛え上げねばなりません
その「足腰」こそが、語学では「文法」だと言えるでしょう!!
2018年に、ブラジル柔道男子ナショナルチームの監督に就任された「中野裕子」さんは、柔道の基本を教えるため英国やブラジルで活躍され、2012年のロンドンオリンピック女子柔道で、イギリス史上初のメダリストを誕生させ、2016年のリオオリンピックでは、女子57Kg級のシルバさんに金メダルをもたらせましたが、すべては彼女の徹底した「基礎指導」の賜物でした
文責:塾頭
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