情熱の歌声伸びやかに
谷めぐみさん 初の里帰り公演

【余市】スペイン歌曲を専門とする数少ないソプラノ歌手、谷めぐみさんの初の里帰りコンサートが1日、生まれ故郷の余市町のホテル水明閣ホールに満員の約350人を集めて開かれた
ステージは「魅惑のスペイン」「メキシコの郷愁」「日本のメロディー」など4部構成。谷さんは「小樽潮陵高校時代は合唱に明け暮れていました」などと振り返りながら、伸びやかな情熱の歌声を次々に披露した
「わが心のアランフェス」「ラ・パロマ」などの得意曲のほか、聴衆全員で「シェリト・リンド」を大合唱。2年半前に他界した、小学校教師だった父恵一さんをしのんで歌い上げた「千の風になって」にはとりわけ大きな拍手が送られた
(藤井正友)

この記事は「北海道新聞2009年08月03日」に掲載されたものです (D0908-1002-00005826)


 

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