わが心のスペイン escena.22

 


愛しのバルセロナ 〜Barcelona querida〜
 

 

スペインの歌との出会いは偶然でした。えもいわれぬ懐かしさ、深い共感、めぐり会えた喜び…。「この歌を歌いたい」ただその思いだけを胸に海を渡った私を、バルセロナの街はすっぽりと受け入れ、愛し、育ててくれました

2013年は、スペインが誇る、そしてバルセロナが誇る三人の世界的音楽家、パブロ・カザルス、フェデリコ・モンポウ、ヴィクトリア・デ・ロス・アンへレスの記念の年です。これを祝し、バルセロナゆかりの作曲家による作品をずらりと並べたプログラムを組みました。モンポウ、グラナドス、トルドラ、モンサルバージェ、アルベニス、ガルシア・モランテらの作品に加え、チェロの巨匠カザルスが作曲家として残した敬虔な祈りの歌を演奏いたします。カタルーニャ民謡『鳥の歌』は、初のカザルス編曲版による合唱との共演です

豊かな地中海の香りあふれる音楽、スペイン歌曲の粋を存分にお楽しみください

このリサイタルを、私の永遠のDiva、ヴィクトリア・デ・ロス・アンへレスに捧げます
 

谷 めぐみ

 

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