日本スペイン支倉協会会長のJuan Francisco
Japónさんとコリア・デル・リオ町長が常長像の前に献花を捧げている
それを見つめるコリア・デル・リオの人々の悲しげなまなざしは、被害にあった人々を、先祖たちの故郷を、心から想い心配していることを物語っていた。その様子を見て、ありがとう、ありがとうと私は何度も何度も心の中でつぶやいた。心が震えるとはきっとこういうことを言うのだろう。画面を通して伝わる彼らの想いに、本当に、心が震えたのだ
私はこの映像を、テレビ局に勤めている友人にすぐに転送した。どうかこの映像を見てほしい。もし可能ならニュースで流してほしいと。すぐに実現できるかどうかは分からないが、何らかの形でこの映像を多くの日本人に見てもらいたい。いや、見てもらうべきだ
Japón姓の存在と、彼らの日本への想いを知ってもらいたい
震災から2週間経った今でも、仙台をはじめ、被害にあった地域の多くではまだライフラインが復旧せず、たくさんの人々が避難所生活を続けている。そんな中でこの映像を見ることは難しいし、今は何よりも物資や暖が届けられることが最優先だ。しかし、いつかきっと、スペインにいるサムライの子孫たちの想いは、被災地に、日本にパワーを与えてくれるに違いないと思うのだ
Número Especial(その1)と合わせて、長々と書いてしまったが、最後まで読んでいただき有難うございました。ここから先は、どうぞJapónさん達のメッセージをご覧ください