本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語力をつけたい、伸ばしたい人のためのスペイン語塾
 

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Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
ここは日西翻訳研究塾ホームページ「月刊メルマガ」のNo.36です
 

 

     

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日 西 翻 訳 研 究 塾
Instituto de Traducciones de Tokio

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☆                                                                                 ☆
☆       e-yaku ニュース Año IV  No.36 (10月号) 2003/10/31        ☆
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  メールアドレスを変更された場合は『必ず』、また、受信を中止されたい場合、その他、ご意見ご希望等は、e-yaku@gol.comまでご一報下さい。
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今号の目次
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     ◆ 最新のホームページ情報   祝!『e-yakuニュース3周年』など
     ◇ 秋はイベント満載         1. 小野寺あき作品展
                                 2. F & G デュオ・コンサート
                                 3. 日本・ラテンアメリカフェスティバル2003
                                 4. エドゥアルド・エグエス リュートコンサート
                                 5. Flamenco『曽根崎心中』
                                 6. 渡辺万里・写真展
                                 7. 映画「サロメ」
     ◆ 注目の講演会             ロドルフォ・カルドーナ博士講演会
     ◇ Monólogo de un pasota    (Serie II-10)
                                   『鳥はいつ飛びたつ?』(その4)
     ◆ Murmullo de un pasota    (No.06) 『郵政の公社化』(その3)
     ◇ スペインの慣用句         (Serie-17)
     ◆ 短文翻訳                 (2003年10月末更新分)
 
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  『最新のホームページ情報』
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祝!『e-yakuニュース』3周年
    先月号からお祝い事が続きます。もっとも、大してオメデタイこともないのですが...。塾内の連絡やお知らせをする目的で始まったこのメルマガも、知らぬ間に3年もの歳月が流れてしまい、いまや、創刊当時の10倍の読者数を有するメルマガにまで成長することができました。これもひとえに皆様のご支援とご理解の賜と、編集部一同感謝<<(_ _)>>感謝で、ほとんど涙/(-_ ;)ワー/(-_ ;)ワー/(-_ ;)ワーなくしては語れないほどです(エ?涙は腰の痛みって?)。
 
  今後とも、より皆様のお役に立つメルマガにしていきたいと決意を新たにする今日この頃であります。何卒、ご支援ご協力お願い申し上げます。
 
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     2003年10月31日更新ページ一覧:
      *『今月の短文翻訳』(2003年10月分)
      *『短文翻訳集』(2003年9月分)
      * Alberto松本氏提供『武蔵』(¿Comprar o alquilar?)
      *『スペインの慣用句』(その5 & 16)
      *『馬耳東風(第二編)』(その15)
      * e-Tenの『よくある質問とその答え(FQA)』ページは常時更新されています
 
                      https://www.e-yakushiyo.jp
                                                      (イー訳しよ〜ネッと)
 
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┗■   e-yaku
ニュース 情報     (^_^=^_^)/   ■┛■
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 この度、皆様からの投稿記事を掲載いたします。これはe-yakuニュース発行3周年を記念するものです(ウソつき!!前号で募集していたじゃないか!!)。まあ、まあ、そんなにお堅いことを仰らず、文句があるならあなたも書いてみませんか?
 
 というわけで、前号で大募集致しましたところ、それはそれは、もう、ものすごい勢いでドドドドドドドドドドドドドドドド...と、元塾生からの投稿記事がワンサカと若干一通舞い込んできました。よって、早速、以下にご紹介いたしましょう。
 
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            読 者 か ら の 投 稿 記 事 コ ー ナ ー
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『語学は習うより慣れろ』
 語学は習うより慣れろ、母語を介在させずにその国の言葉をシャワーのように浴びたり話したり、また原語の本を読破すれば上達する、という考えがあります。これも勿論大切でしょう。
 
 でも、日本語がもう定着している人間が外国語を勉強する場合、単語にせよ言い回しにせよ、日本語と対応させて覚える方が効率的という事実もあると思います。ことばの構造や特徴が非常に違う日本語とスペイン語の場合は特にそうだと思います。
 
 この点で翻訳しながら勉強することは、翻訳家になりたい人以外にも、とても役に立つと思います。
 
 前回のe-yakuニュースに「通信講座に外国からの受講者がかなりいる」と書いてありました。多分これらスペイン語圏に住む日本人の方々にとって自分の書き話す内容が訳の訓練によって確認できるのだろう、と思いました。
 
 日西翻訳研究塾のように、翻訳を校名にしたスペイン語の学校も珍しいですよね。大いに発展し日本のスペイン語人が増えますように。「ふうてんのとら子」
 
 (編集部:ふうてんのとら子さんありがとうございました。二度も宣伝していただきました。でも、そんなに気を遣って頂く必要はまったくありません。塾を知っている人しかメルマガを読んでいないのですから)
 
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          さすが あき わんさか イベント情報
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1. 小野寺 あき 陶芸作品展(今年もやります!!)
    2003年11月21日〜29日
    詳細と作品の一部は、本塾ホームページに掲載中です
    ページには表紙からも行けますが、ここからなら直接行けます
(アクセク、もとい、アクセスしてね!!)
 
2. F&Gデュオ・コンサート(今年もやります!!)
    2003年11月1日(土)12:30〜
    大倉山記念館ホール(横浜)045-544-1881
    Flute:西川 和子
    Guitar:西川 一
    本塾の塾生で、何度かこのメルマガでもご紹介した西川さんご自身のコンサートです。お近くの方は早速お出かけのご用意を。
 
3. 日本・ラテンアメリカフェスティバル2003(今年もやります!!)
    さあ、今年も好例の『日本・ラテンアメリカフェスティバル』の季節です。
    スペイン語関係者はハロウィンなんて無視。11月の行事はなんといっても「日本・ラテンアメリカフェスティバル」で決まりです。
    今年は以下の要項で開催されますのでお見逃しなきよう!!
 
日時:11月26日(水)11:30〜15:00
場所:東京プリンスホテル (鳳凰の間、マグノリアホール)
お楽しみ抽選番号付き入場券:2,000円
音楽とお待ちかね抽選会は13:00〜
主催:(社)日本・ラテンアメリカ婦人協会
 
 例年のように、中南米諸国の民芸品や食品販売はもとより、軽食と、楽しい音、つまり、音楽をバックに楽しいひとときをお過ごし下さい。尚、16時までに賞品を引き取らねば権利がなくなりますのでご注意下さい。
 
|チリ大使館 ⇒ 長岡(Tel:03-3452-7561)
|特典があるわけではありませんが
|お申込みの際に
|「e-yakuニュースの読者だよ」
|と一言つけ加えてみて下さい。
|長岡さんの対応度が、コロリと
|『最良のお友達モード』に切り替わります
 
4. エドゥアルド・エグエス リュートコンサート
                    (レクチャー・コンサート)(通訳付き)
    アルゼンチンを代表するリュート奏者 Eduardo Egüez
なんと無料コンサート
    11月17日(月)18:30〜
    場所:立教大学構内 第一食堂
    主催:立教大学ラテンアメリカ研究所(03-3985-2578)
    講演:アルゼンチン大使館
 
5. Flamenco『曽根崎心中』(平成13年度文化庁芸術祭舞踊部門優秀賞受賞作品)
    阿木 燿子 プロデュース・作詞
    宇崎 竜童 音楽監修・作曲
    鍵田 真由美・佐藤 浩希 主演・演出
    12月3日(水)〜7日(日)
    場所:ル テアトル銀座(03-3535-5151)
    お問い合わせ:オデッセー(03-3796-9999)
    チケットぴあ・ローソンなどのプレイガイドでチケット入手可能
 
6. 渡辺万里・写真展 『私の愛するスペイン・その7』
スペイン料理研究家として著名な渡辺万里氏の写真展
    11月2日(日)〜30(日)10:00〜17:00(休:月・火)
    場所:スペイン料理アカデミー(03-3953-8414)
 
7. 映画「サロメ-Salomé2002年モントリオール映画祭芸術貢献賞受賞
スペイン映画界の巨匠 カルロス・サウラが久々に世に問う!!
    サウラのスペイン舞踊映画の集大成がここに!!
    11月8日〜 堂々公開
    渋谷・Bunkamuraル・シネマ
 
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     ☆ ☆ ☆ 講演会のお知らせ ☆ ☆ ☆  ----†◎
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ロドルフォ・カルドーナ博士 講演会のご案内
 
 下記に通りの素晴らしい講演会です。是非参加しましょう。
 
日時:2003年11月7日(金)18:30〜20:00
演題:“Don Quijote y la novela contemporánea”(スペイン語、通訳なし)
会場:青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル10階 18会議室
 
日時:2003年11月8日(土) 13:00〜14:30
演題:“The Role of the Humanities in International Relations
        (英語、通訳なし)
会場:青山学院大学 青山キャンパス 6号館1階 第4会議室
 
主催:青山学院大学国際コミュニケーション学会
協力:在日スペイン大使館
 
お問い合わせ先:
    青山学院大学国際政治経済研究開発センター
    〒150−8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
    Tel. 03-3409-8111/ Fax.03-5485-0782
 
ロドルフォ・カルドーナ博士、略歴
 前号を参照下さい
 
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 Monólogo de un pasota===Serie II-20==馬耳東風第二編の二十
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『鳥はいつ飛びたつ?』 (...yその4)「エッ?飛び立った?」
 
    そう、その通り。信号などの制御システムが完成していないのである。これは、世界最速列車用の特別システムでERMTSと呼ばれるものである。RenfeはすでにASFAというシステムを一部の路線で使用しているが、このシステムだと時速200Km以上の走行ができない。つまり、列車のみならず、この信号制御システムもまた世界一の技術を誇るシステムなのである。もっとも、世界最速の車両も完成していないので、このシステムだけ完成していても意味はないのだが、少なくとも、現在Maridi-Sevilla間を走るAVE-100シリーズは最高時速300Kmなのだから、信号制御システムが先に完成していたとすれば、このAVE-100シリーズを走らせることはできたのである。
 
    さて、これまで3回にわたって『Madrid- Lleida』間のAVEについてお話をしてきたが、実は、結論から申し上げると(もうすでにご存じの方もおいでとは思うが)、去る10月11日午前7:00きっかり(Zaragozaの守護神であるPilarのお祭りの日に併せたかのように)、遂に、『Madrid- Lleida』間のAVEがMadridのAtocha駅を出発したのである。
( ^_^)/□☆□\(^_^ )
    しかも、Renfeは、この話題にわざわざおまけまで付けてくれた。終着駅のLleidaには、なんとなんと、3分(RTVEのニュースでは4分と報道)も早い、9:55に到着したのである。開通の遅れを少しでも取り戻すつもりだったのだろうか?
 
 
    9月中旬からこのニュースは出ていたが、実際に開通するまでは…と考え、前号ではこのことを伏せておいた。もっとも、開通したのはしたのだが、前述の問題がまだ解決していないことから、最高時速200Km程度の走行で、車両も仮車両(現『Madrid- Sevilla』間を走るAVE車両の”Alstom”タイプが2台と、通常路線のTalgo ”Altaria”が12台)での開通ではあった。しかし、一応商業運行であることには違いなく、またそれだけでない、これまでのほぼ5時間の行程を3時間弱に短縮したのだから、利用者には有り難い。
 
    さて、気になるお値段だが、Madrid-Zaragoza間は43 eurosで、Lleidaまでは54 eurosである(日本の新幹線よりもダンゼンお安い)。因みに、『5分以上のダイヤの遅れで全額料金返還』という、現『Madrid- Sevilla』間のAVEが提供する目玉サービスは、当分の間、この区間ではお預けだそうで、Talgo200シリーズで現在適応されている「1時間以上の遅れでの返還」サービスのみだそうだ。
 
 
    さて、このシリーズは夏前の6月末から連載を始めたが、ちょうど最終回に間に合うように商業運行を開始してくれた。なかなか気分の言い終わり方だ。いずれにしても、『Madrid- Barcelona』間のAVEをはじめ、『España-Portugal』間のAVEについても、今後できる限り「追っかけ」をしていきたいと考えているので、乞うご期待。(文責:ancla)
 
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        Murmullo de un pasota  - No.06 -
(和西訳練習用文章)
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郵政の公社化(...yその3)
 
 それにしても実に妙な話だ。説得力の不足というか、どうも合点がいかない。「そりゃそうじゃあありませんか」。これほど日々全ての国民がお世話になる・利用する公的サービス部門(水道事業に匹敵)に対して我々国民の税金が遣われず、民間の営利企業や官僚の天下り先団体などに対して税金が湯水のように遣われ、しかも、その税金を払っている、つまり、国家予算の出資者である我々国民に何らの了解も得ずに金融関係の大手営利企業の救済に税金が遣われると言うのは、どう考えても納得できない。「え?なんの話だって」。つい最近も約2兆円ものお金が使われた。いやそれだけではない。この新たな公的資金の名称で拠出された2兆円を合わせると、もうほぼ10兆円もの我々の税金が民間の営利企業に流れている。もっとも、これは我々国民にも大きな責任がある。「え?なんの話だって」などと、我々があまりにも意識していないからこそ、政治家や一部の官僚の勝手にされてしまうわけだからだ。もうずいぶん前に拠出された約8兆円(対住専+銀行)の『公的資金』のことも、「喉元通ればなんとやら」で、もうすっかり皆さん忘れてしまっているのでしょうね。あるいは、『公的資金』という名称の資金が、我々の血税(喜び・楽しみながら払っている人も多いようだが...。例えば、お酒を飲んでいる人たち...)であることを認識されていない方もおいでなのかも知れない。ということで、いずれにしても、まったく、釈然としない。郵政公社の話がどこからか違う方向に話が進んでしまったが、どうやら、民営化を叫ぶご本人自身もあまり明確な構想があるわけではないようなので、現段階では釈然としないのは当然なのかもしれない。(文責:PIEDRAFIJA《Intenten traducirlo》)
 
 
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  スペインの慣用句 == Serie II -17 == 馬耳東風 第二編の十七
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    前号では、動詞がキーワードだといいつつも『vuelta』が絡んだ慣用句を3つご紹介してしまったので、そのお詫びというわけではないが、今回はまったく異なった動詞3点の慣用句をご紹介しよう。
 
1. 『ir tirando』
    《ir tirando》?何を?「いったい何を捨てながら行く」わけ?っで、どこへ?...などと考えるのは当然のことだろう。さて、久しぶりに慣用句らしい慣用句が出てきたようだ。つまり、これは、どう考えても何故そのような意味になるのか理解不能という慣用句である。何も捨てもしなければ投げもしない。?いや、何も投げはしなくても投げやりの感じならあるかもしれない。つまり、『何とかやっている』という意味だからだ。これはもう例文を見ていただくしかない。因みに、関西の方ならこの慣用句の持つ意味を十分に理解できるだろう。
 
    例) ¿Cómo te va? Bueno, voy tirando.
           (もうかりまっか? いや、ぼちぼちでんなあ)
 
2. 『no tener dónde caerse muerto』
    これは尋常ではない。《caerse muerto》は「死ぬ」だから、「死に場所を持たない」というのは、これ如何に。ひょっとしたら、「死なない」ということなのだろうか?それなら結構なのだが、そうでもなさそうだ。だいたいラテン系の人々は大袈裟でいけない。極論というべきか、拡大解釈と言うべきか、ありそうにもない大袈裟な表現をすることによって強調の意味を込める傾向にある。これを考慮に入れると、訳としては、「死に場所を持たない」というよりも、「死ぬところもない」ということにはならないだろうか?いずれにしても何ともまあ淋しい話だ。今の世の中すべて金次第だ。経済的に豊かでなければ死んでもお墓にも入れてもらえないご時世だということだ。もっとも、「お墓に入ることにいったいどれほどの意味があるのか」という議論は別にしての話だが。そんなことから、この慣用句は『(経済的に)非常な貧困状態にある』ことを意味している。日本語のこの種の慣用句で最も大袈裟な表現だと思われるのは『火の車』くらいで、通常は『顎(アゴ)が干上がる・食うや食わず・首が回らない・懐(フトコロ)が寒い』程度だ。しかしこれに対し、スペイン語で貧乏であることを表現しようとすると、「死に場所を持たない」と言うことになる。
 
    例) ¿Por qué no contamos con Juan? ¿Qué Juan? ¿Ese? Ese tipo no tiene dónde caerse muerto.
           (ホアンを呼ぼうよ。どのホアン?あいつか?あいつはおけらだぜ)
 
3. 『saber de qué pie cojea (saber de qué cojea)』
    最近は差別用語というのが日本のみならずスペインでも考慮されていて、実際この慣用句を現在も日常会話で使用しているのだろうか?という心配はない。慣用句は慣用句であって、差別用語として使用しているわけではないので大丈夫だろう。差別用語だからといって慣用句も使用できなくなる社会というのは考えたくない。え?何が差別用語かって?この場合は《cojear》という動詞で、「片足を引いて歩く」なら良いのかもしれないが、もう一つの表現は間違いなく差別用語ではないだろうか?小生としては余りこの点を気にはしたくない。もっとも、あらゆる言葉を差別の意味を込めて使用するなら、これは良くない。
 
    さて、慣用句に戻るが、「どちらの足を引きずっているかを知る」といわれても、見れば分かるだろう、と言いたくなる。わざわざこの慣用句が持つ意味を表現するために《cojear》を使用する、というのは、まさに『picaresca小説』を生んだスペインならではなのかもしれない。さてその意味だが、『(誰かが)何を意図しているのか、何を考えているのか、どのような態度でいるのか』を知るということである。
 
    例) Lo conozco desde hace años por lo que sé de qué pie cojea.
           (彼のことはもうずいぶん前から知ってるから、何を考えているかは分かってるよ)
 
    今回はこの辺で終わりにしよう。次回も引き続き動詞をキーワードにした慣用句をみてみることにしよう。ご質問やご意見をお待ちしている。(文責:ancla)
 
 
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    短文翻訳 2003年10月末更新分 (331-340)
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01. Nos diremos siempre la verdad.
  お互い決して嘘はつかないでおこうね。

02. Si gritas con tanta energía pronto te quedarás afónica.
  そんなに力一杯叫んだら、すぐにも声がでなくなっちゃうよ。

03. El ajo es un bulbo nativo del Asia Central y se cultiva desde hace 5.000 años.
  ニンニクは中央アジア原産の球根で、5.000年前から栽培されています。

04. Al final mis padres no me dejaron invitar a ninguno de mis amigos para el cumpleaños de mi bisabuelo.
  お爺さまの誕生日に、両親は私のボーイフレンドを誰も招待させてくれませんでしたのよ。

05. En Japón la gente no pasa el semáforo en rojo aunque no hay multas.
  日本では罰金をとられるわけでもないのに、人々は赤信号で道路を渡ったりしません。

06. Los supermercados intentan compensar el bolsillo del cliente con rebajas frente al aumento de los precios de otros productos.
  スーパーマーケットは他の商品の値上げ分を、特売をして顧客の懐を補うつもりをしています。

07. Jamás pensé que podría conmoverme tanto una obra de pintura.
  一枚の絵画に僕がこんなに感動させられるなんて考えもしなかった。

08. Ese tipo de broma a mí no me causa ni una pizca de gracia.
  その手の冗談は不快なだけよ。

09. Aquella catástrofe pudo haber sido mucho peor.
  あの災害はもっと最悪の事態になったかも知れない。

10. De las complicaciones menos agradables con los enfermos tendrá que encargarse la enfermera.
  病人の看護であまり楽しくもないややこしいことにつては、看護婦が引き受けねばなりません。
 
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