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Fundado en 1995

Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
ここは日西翻訳研究塾ホームページ「月刊メルマガ」のNo.48です
 

 

     

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2004
Fundado en 1995
日 西 翻 訳 研 究 塾
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☆                       e-yakuニュース Año V No. 48 (10月号) 2004/10/31                     
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今号の目次
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◇ 4周年の執念
◆ ラテンアメリカチャリティバザー
姉妹校が開校         ( ^_^)/□☆□\(^_^ )
◆ Monólogo de un pasota  少年Aはスペインにもいる? (その2)  (Serie II-30)
◇ 読んで楽しい連載読物   『スペインよろよろ紀行』(その第7回)  夜のしじみ:原作
◆ スペインの慣用句         (Serie III-27)
◇ 短文翻訳                 (2004年10月末更新分)(No.451-460)
 
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┗■    執念の
4周年         \(^_^=^_^)/       ■┛    ■
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    『e-yakuニュース』が今号で48号、つまり、48÷12ヶ月=4年を向かえました。これも読者の皆様のお陰です。編集者一同、衷心より御礼申し上げます<<(_ _)>>。
 
    4年前、わずか50名ばかりの読者数で開始しましたこのメルマガも、現在、読者は世界中に、なんと、570名おいでになります。今後も、スペイン語学習者にお役に立つ情報や記事をどんどんご提供できるよう努力して参りますので、何とぞ宜しくお願いします。
 
    また、この記念すべき号の発行月に、この後でご紹介します『姉妹校』が開校しましたことも、誠に嬉しい限りです。
 
まだ間に合う〜〜〜〜〜〜zoooooo
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              Bazar Latinoamericano 2004
〜・〜・〜・〜・・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
日 時:11月4日(木) 午前11:30〜午後3:00
場 所:東京プリンスホテル 2階「鳳凰の間」、「マグノリアホール」
入場券:2,000円 抽選券付き
 
午前10時30分以前のホテルへのご来場はご遠慮願いたく存じます。
抽選会と音楽は午後1時に始まります。入場券の半券は午後1時までに抽選箱にお入れ下さい。
 
『e-yakuニュース』読者のチケット予約専用連絡先
チリ大使館(長岡 絵里子)(e-yakuニュース読者からだと仰って下さい)
03-3452-7561
(詳細はe-yakuニュースの前月号をご参照下さい)
 
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    ArcaarcA  姉妹校のご紹介 ArcaarcA
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    ご紹介します。『アルカスペイン語学院 (Instituto De Español Arca)』です。
     アルカスペイン語学院は、主にスペイン語の初級から上級レベルを対象にしています。
     そんなわけで、目玉はなんと言っても通信教育による『西検対策模擬試験講座でしょう。
     詳しくは、こちらhttp://www.arca21.com/seiken_top.htmlをご覧下さい。
     また、通常の語学学校にはない、実にユニークなクラスも今後どんどん開講される予定になっておりますので、大いにご期待下さい。
     以前、日西翻訳研究塾で2年間ほど開講し大変好評だったものの、先生の健康上の都合から惜しまれながら閉講いたしました『メキシコのスペイン語クラス』というのがあったのですが、覚えておいででしょうか?
  お陰様で、Luz María先生も大変お元気になられたこともあり、まずは、そのユニークさを誇示するようなクラスをその第一弾として、また、少々その内容も名称も変更した形であらたにお目見えすることになりました。
 
¡México Lindo!  -メキシコ文化とスペイン語に親しもう−
↑これ、講座名なんですって、名称からしてユニークでしょう?
    メキシコの文化、生活、習慣、歴史等々を学びながら同時にスペイン語を学んでいきます。メキシコに興味のある方、旅行や留学を考えていらっしゃる方、そして何といってもメキシコ大好き人間には最適のコースです。
    開講は毎週火曜日の19:00-20:30で、初日は11月2日から、つまり、明日から開講します。他のクラス同様、無料見学可ですので、是非お問い合わせ下さい(e-kaiwa@arca21.com)。
    また、Luz María先生の本業を100%生かしたクラスも来年1月頃(正確な日程は未定)には開講される予定ですが、「e-yakuニュース」の読者だけにその内容を少しだけ、特別にお教えしてしまいましょう。
     Luz María先生は元々日本語の先生として長年メキシコで教壇に立っておられた日本語教育のベテランの先生でして、日本語の文法に関しては、通常の日本人などは決してその足元にも及ばないほどの知識を持っておられます。
     あなたは、スペイン語人に、「なぜこの部分は【が】であって【は】ではないの?」とか、「送り仮名ってなに?」とか、「日本語の助詞は何種類あるのですか?」等々、日本語の文法について尋ねられたものの、スペイン語で正確に答えられずに困った、というようなことはありませんか?
    又は、日本の文化などについても同様です。例えば、「相撲」や「雅楽」について、あなたは、正確な説明を正確なスペイン語でできますか?
    こうした悩みを解決してくれるクラスが来年1月頃に開講されます。このクラスは、そのユニークさからも、また、その必要性からも、すぐに満員になる可能性が大ですので、お早めに予約されることをお薦めいたします。
     またこの他にも、「はじめてのスペイン語」や、「やり直しのスペイン語T」そして「やり直しのスペイン語U」などのクラスも開講しています。これらのクラスは、それぞれ、夜・昼の両方で開講していますので、とても便利です。
 HPへのアクセスはこちらからどうぞ  →  (http://www.arca21.com/index.html)
 === Arcaはどこか一味ちがう!! そんな語学学校です ===
 
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   2004年10月31日更新ページ一覧:
    *『今月の短文翻訳』(2004年10月分)
   *『短文翻訳集』(2004年09月分)
   *『スペインの慣用句』(その14)
   *『馬耳東風(第二編)』(その26)
   *『お役立ちページ』
   * e-Tenの『よくある質問とその答え(FQA)』は常時更新されています
                       https://www.e-yakushiyo.jp
                                 (イー訳しよ〜ネッと)
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 Monólogo de un pasota===Serie II-30==馬耳東風第二編の三十
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少年Aはスペインにもいる? (その2)
 前回ではETAの手先となり、純粋なテロ行為なのか?それとも、体制に対する単なる「反抗」行為なのか?いずれにしても、正当なデモ行為ではない許し難い犯罪行為を繰り返す未成年者たちの存在をご紹介した。
 
 さて、スペインでは、ドラッグ(麻薬など)の販売行為などは違法ではあるが、ドラッグをやること自体は違法ではない、と言う問題も根底にあり、こうした少年たちが、ドラッグなどを入手するための資金を作る目的で犯罪に手を染める、という、まだ日本ではまだそれほど大きな問題になっていない動きがスペインではすでに先行して存在することも忘れてはならない。つまり、次は日本で起こる動きなのだ。
 
 こうした増加傾向にある未成年者の犯罪に対処するため、2001年1月、「新・少年法」が交付された。一向になくなりそうにない未成年者の犯罪の原因もさることながら、その新しく改正された少年法がどうも改悪だったのではないか?ということでこれが社会問題になっている。無論、犯罪自体の直接の原因ではないにしても、増加をくい止められないのは、同法が不備であるからだ、ということで、一部には、未成年者の犯罪増加の原因をこの少年法に求めようとする考え方さえある。
 
 事実こんなデータもある。首都マドリードでのデータだが、少年法改正前の2000年の少年犯罪件数は27,117件であった。しかし、法が公布された年はさすがに若干の減少(26,493)が見られたものの、翌年の2002年には、なんと、延べ逮捕者数が33,336件に急増したというのだ。その内訳は恐喝:26.6%・強盗:20%・傷害12.7%・窃盗:10.6%・殺人:0.18%・強姦:0.16%・その他:29.76%となっている。
 
 同様の全国レベルのデータが入手できていないので、新法施行以降の2001年と2002年のデータで比較してみると、スペイン全土での殺人件数は減って(162件から111件へ)いて、犯罪件数も全体で98,272件から92,787件へと若干の減少を見せている。しかし、それにしても殺人件数はほとんど身の毛もよだつ数字だ。2002年の日本での同データが156件であるので、少ないようにみえるが、全体の人口比から算出すると日本のそれの2倍以上に相当するからだ。(...続く)(文責:ancla)

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 超中編連載旅日記
         『スペインよろよろ紀行』
                   その七 (作:夜のしじみ)
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バルセロナへ (その1)
 
さて、今日はマドリッドを後にしてバルセロナに移動する。電車の旅も魅力的なのだが、時間効率を考えて今回はイベリア航空にする。飛行機の国内線乗り場は平日の昼間ということもあるせいか閑散としている。

「イベリア航空、バルセロナ行きは、ええと**番ゲートね。」と、確認する。多少早めに着いたこともあり、あたりの人気は少ない。

 ところが、どんどん出発の時間が近づいていっても、相変わらず人が少ないのだ。もしやと思ったら矢張り一時間の延発だった。
 
「やっぱり、こう来なくっちゃ」
 
 一人わたしは胸の中で呟く。何しろ東京→マドリッドを飛んできた英国航空は、見事に時間どおりに発着したのだ。自慢ではないが、国際線の飛行機でそんなのは初めてだった。わたしと夫はそれぞれ海外生活経験があるのだが、かたや中南米のラテン圏で、かたやアングロサクソン種族の親分国でと、海外生活に対する認識は深い川をはさんだ両岸の如く隔たりがあり、今回の旅行でもその差は遺憾なく発揮されているのだった。
 
 わたしの経験は全てヴァリグ、ランチレ、アメリカン、ユナイテッド、アエロリニア・アルヘンティーナ、アリタリア、アエロペルー、ついでにガルーダ・インドネシア航空など、どれをとっても遅れることには引けをとらない面々で培われたものだったからだ。(ちなみに私はJALに乗ったことはない)空港にもぎりぎりで到着しても余裕のカツオくんに対し、(それはアンタが優等生航空会社のビジネスクラスで出張・駐在したからだ!格安のエコノミーチケットで乗ってみろってんだ)「ダブルブッキングの恐れがあるから2時間前にはチェックインしなくちゃ。」と形相を変えて空港を走る妻。環境って怖い。
(…/ continua)01-07
 
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 スペインの慣用句 == Serie II -27 == 馬耳東風 第二編の二十七
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    さて、前回からの新たなキーワード『色』を今回も続けてみよう。「白」がもう一つ残っていたので、まずは白からいこう。
 
1.『estar sin blanca』
    「白ナシでいる」と言うわけなので、白がなければ、赤とかピンクを着ればいい、という訳にもいかない。しかし、よく考えると、色は形容詞だから、通常なら男性形のはず。しかも、この句ではなにも形容していないのに、《blanca》と女性形になっている。しかも、前置詞の後に形容詞が来ることはまずない。「っと、言うことは?」っと、この辺りまでの判断が瞬時にできればあなたのスペイン語能力も大したものです。さて、したがってこの《blanca》は形容詞である色を表現しているのではなく、名詞の《blanca》なわけだ。まあ、もっとも、慣用句なら例外がある可能性は大きいので、そんなに簡単に判断をしてはいけないのかもしれない。ともあれ、この《blanca》は名詞で、スペインの古銭の愛称である。よって、意味は『お金がない状態にいる』わけなので、『無一文である』となる。この表現は一般的な会話でも頻繁に使用される。もっとも、それは、知り合いのスペイン人がみんな私同様貧乏だったから?かもしれないが…。
 
    例)Estoy sin blanca, ¿me invitas a una copa?
           (無一文なんだ。一杯おごってくれるかい?)
 
2. 『ponerse morado』
    この慣用句もよく一般的な会話で使われるものであるので、かなりポピュラーな慣用句の一つといえる。もっとも、通常使用されるのは《ponerse morado de》の形である。つまり、《de》の後に不定形の動詞を加える。例えば、季節柄、《Me he puesto morado de comer caquis》=「僕は柿をお腹いっぱい食べちゃった」等のような使い方がある(そういえば、柿が食べたくなった。善は急げ、食べよう。あ〜旨かった)。因みに、《morado》は紫色、あるいは、もう少し濃い紫色(暗紫色)を言う。しかも、ここでは《ponerse》と、再帰動詞になっている。したがって、「(誰かが)紫色になる」というのが直訳であり、実はこの慣用句もそこからきている。そこからって?どこから?

    そこからなのです。つまり、そのものズバリ、人が紫色になっている状態を表現しているわけである。前例のように、何かを「いやになるほど食べたり、飲んだり」というような、過度な飲食は身体・健康には良くない。私は医者ではないので詳しいことは分からないが、医学用語では「青色症・青藍色症」等と言い、先天性心疾患や伝染病・薬物服用でもこの状態になり、動脈血中に酸素が少なくなるとこういった状態になるらしい。しかし、果たして食べ過ぎなどでもそうなるのかは明言できないし、お酒も飲まないので、過度の飲酒でもこの状態になるのかも知らないのだが、おそらくなるのだろう。何故なら、そう、そこからこの慣用句が使われるようになったからである。

    通常の用法の例文はもう出してしまったようなものなので、常に《ponerse morado》の後が《de》になるとは限らないということも同時に知っていただこうという心遣いから、違った形式のものを提示してみよう。
 
    例) Se van a poner moradas a hablar del asunto en cuanto se enteren.
           (そのことに気が付けば彼女たちはいやと言うほどそれを餌にお喋りするぞ)
 
3. 『poner verde a uno』
    《verde》は緑。我々日本人にとってはいやな色だ。信号の色は「赤・黄・緑」と世界の共通色なのに、日本人には「赤・黄・青」だからだ。したがって、ついつい《azul》と言ってしまい、外国人に「え?君の国では、安全色は青なのか?」っと、つっこまれてしまう。なぜ緑なのに日本語では青なのか?っという文化人類学的な問題はさておき、少なくとも、語学をしている皆様には、訳などをするときには要注意の色である(注意の色は「黄」だけれど?)ことをここであらためて申し上げておきたい。

    その典型的な例として、最近はあまり見られなくなったし、耳にもしないが、その昔、まだ社会が今のように「何でもOK」の時代ではなかった実にのどかな頃の話だが、「ブルーフィルム」なるものが巷に出回り、その筋がお好きな方は大枚をはたいてそれを入手されていたものだ。私なんぞは当時はまだ子供だったので、残念ながら、いや、もとい、お陰様で、その手のものは目にしたことはないのだが、ともあれ、この「ブルーフィルム」に相当するスペイン語は、あくまでも《cine verde》であるし、また、野口五郎のデビュー曲「青いリンゴ」なんぞも、《manzana verde》なのでご注意を。

    おっと!!慣用句についてなにも書かなかった。しかし、もうスペースが残っていない。実は、これまでに多くの慣用句をご紹介してきたが、これは123個目に当たる。しかし、こんなことは初めてだ。ズバリ、その意味は「(誰か)を厳しく叱る」・「(誰か)の悪口を言う」である。
 
    例) Le pregunté por ella y la puso verde delante de todos.
           (彼女のことを尋ねたら、みんなの前で彼女の悪口を言いたい放題だった)
 
    さて、今回はこの辺で終わりにしよう。ご質問・ご意見をお待ちしている。(文責:ancla)
 
 
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    短文翻訳 2004年10月末更新分 (451-460)
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01. *-A) Los gritos estridentes de los animales rompieron el silencio de la selva con el que me encontraba muy a gusto.
  動物たちの雄叫びは、私がとても心地よく感じていたジャングルの静けさを破った。

02. *-B) Los gritos estridentes de los animales rompieron el silencio de la selva en la que me encontraba muy a gusto gracias a él.
  動物たちの雄叫びは、その静けさのお陰でとても心地よく感じていたジャングルの静けさを破った。

03. La casa antigua se distingue de la casa vieja en la que nadie querrá vivir.
  旧家は、そこには誰も住みたがらないであろう古い家とは違う。

04. El sistema nervioso es muy complicado para los que no saben nada.
  神経の構造はまったく知識のない人にとっては大変複雑だ。

05. Los analistas son los que estudian y analizan alguna cosa.
  アナリストは何らかの事例を調査・分析する人々です。

06. La Policía examinó todos los objetos del cuarto en el que halló un joyero.
  宝石商が見つかったその部屋のものをすべて調べました。

07. No todos los que van al hospital son pacientes.
  病院に行くすべての人が患者ではありません。

08. Los profesores están a cargo de la enseñanza en las universidades.
  教授は大学で教える役目をになっています。

09. Un grupo de cirujanos se hizo cargo de la operación al que mucho agradezco.
  私がとても感謝している手術を外科医のある集団が引き受けました。

10. Hay que asegurarse de cerrar bien antes de salir de la casa en la que vives.
  君が住んでいる家を出る前には、しっかりと戸締まりがなされているか確認する必要があります。
 
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