本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語力をつけたい、伸ばしたい人のためのスペイン語塾
 

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Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
ここは日西翻訳研究塾ホームページ「月刊メルマガ」のNo.53です
 

 

     

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日 西 翻 訳 研 究 塾
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☆                       e-yakuニュース Año VI No. 53 (03月号) 2005/03/31                     
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今号の目次
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アルカ?          ¡¡大盛況!! Oh!! México Lindo』講演会のご報告
Mar adentro               アカデミー外国映画賞受賞記念
◆ ・読み物登場!!              「月刊・スペイン語あれやこれや」“Español variopinto mensual” (No.01)
◇ 受講生の快挙!!              e-Tenの受講生が翻訳本出版
◆ 好評連載読物                  読んで楽しい『スペインよろよろ紀行』(その第12回) 作:夜のしじみ
スペインの慣用句          (Serie III-29)
◆ 短文翻訳                         (2005年03月末更新分)(No.501-510) 遂に500の大台に!!
 
■∞∞∞∞∞∞∞∞∞ホーム・ページ一更新情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■
   2005年03月31日更新分は以下の通りです
 
   *『表紙ページ』
   *『今月の短文翻訳』(2005年03月分)
   *『短文翻訳集』(2005年02月分)
   *『スペインの慣用句』(その19)
   *『馬耳東風(第二編)』(その31)
   *『短文翻訳入口ページ』
   *『お役立ちページ』
   * e-Tenの『よくある質問とその答え(FQA)』は常時更新されています
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   未来はアルカでアけル?    開けてびっくり    アルカの箱
             ・ ・・‥……━━━━━━━━━━━━━━━━★
アルカスペイン語学院(Instituto De Español Arca)のコーナー ッス、ウッス
 講演会大成功
            号外でお知らせいたしましたように、¡México Lindo!のクラスをご担当のLuz María先生による「México人の大好きな歌 - この歌を知っていればメキシコ人と仲良くなれる」をテーマにした講演会が、去る26日、四ッ谷:新道通りのメキシカン・レストラン「エル・アルボル」にて盛大に催されました。
             参加者が、なんと、まぁ、37名という大大大盛況振りでした。ご参加下さった皆様方には、改めて御礼申し上げます。午後4時から始まった2時間に及ぶ講演会の後は、楽しい愉しい懇親会が時間の経つのも忘れて夜の8時過ぎまで延々と続きました。
             以上のような結果でしたので、無論、参加者は大満足。Canciones mexicanasを全員で、そして、大声で歌いまくった午後でした。しかも、先生のご友人で、プロ歌手の内田りょうこさん飛び入り熱唱して下さるというハプニングまで・・・(内田様ありがとうございました)。
            「¡México Lindo!」  メキシコ好き・メキシコに興味をお持ちの方のためのメキシコ学のクラスです
 
★ 日本en español」クラス
            4月6日(水)開講
            毎週水曜日 19:00〜21:00 (第612教室)
            →→ 「日本語文法・用語・表現」と「日本社会」    担当:Luz María先生
            →→ 「日本史」と「日本文化」                           担当:松井賢治先生
             前号では、このクラスについて、少々説明が足りず、一部の読者の方からお叱りを受け、急遽、号外を送信させていただきました。改めて、お詫び申し上げます。前号(3/1)時点からまた更にページが充実していますので、是非一度ご覧下さい。
             決して『通訳ガイドの対策』専用のクラスではなくまったく新しいスペイン語学習方法での講座であることをご理解頂ければ幸いです。
             表紙ページの『講師から一言』をクリックしていただきますと、松井先生からのこのクラスに対するポリシーが提示されており、新しいスペイン語学習方法についてよりいっそうの理解が深まると思いますので、是非ご一読下さい。
             表紙ページに行くにはここを1回クリック(→日本en español)して下さい。
             まだ1〜2名なら余裕あります。e-arca@arca21.comまでご相談下さい。
 
=== Arcaは一味ちがう語学学校です ===
↑ここを1回クリックしてね!!
 
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ロードショー映画紹介
╋□┓                                 『海を飛ぶ夢 (Mar adentro)』
╋□
     前号で、この映画の試写会に参加した本塾の碇講師による特別寄稿を掲載いたしましたが、久々に良い映画が見られそうです。スペイン映画だからではなく『映画そのものとして』です。つまり、もしもこれがハリウッド映画だったら、アカデミー賞は総なめだったことでしょう、から〜〜〜!! ザンネ〜〜〜〜ん。
     塾ではこの映画の前売り券を取り扱うことになりました。当日窓口1,800円が1,500円です。
     但し、塾で受け渡しが可能な方のみに限らせて頂きますので、ご理解下さい。事務所に担当者が不在の場合などもありますので、この点もあらかじめご了承下さい。
  4月16日より日比谷シャンテシネ他、全国でロードショー公開されます。
上映館のリストは右のURLの上映館リストで確認下さい。 クリック1回→ http://www.toho.co.jp/towa/
 「海を飛ぶ夢」の公式サイト  クリック1回→ http://umi.eigafan.com/ ←立ち上がるまで少々時間かかります
 尚、劇場で販売されますパンフレットには、本塾の碇講師が寄稿しておりますので、そちらも合わせてご覧下さい。「ご覧下さいって?立ち読みは出来ないから、買えってこと?」。ええ、まあそう言うことに・・・。でも、決して"cómpratelo"と、命令形では申しておりません・・・。
  
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 ∠< 『月刊・スペイン語あれやこれや』 “Español Variopinto, Mensual” No.01     >:<
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    2002年1月(第15号)から前号まで33回にわたり掲載して参りました"Monólogo de un pasota(馬耳東風)"のシリーズは、執筆者の都合により当分の間お休みさせていただくことになりました。長期にわたりご愛読下さり、執筆者も草葉の陰からさぞ喜んでいることと存じます(いや、執筆者本人ではなく、本日が命日の作者の父君が・・・)。このコーナーには、時折、読者から質問や貴重なご意見を頂きました。本当にありがとうございました。
     さて、今号からは、全く視点を変え、また、スペイン語学習により一歩近づくことを目的に、スペイン語を絡めた、愉しくもあり、時には、歯に衣かぶせぬ切り口で、尚かつスペイン語のお勉強にもなるという、全く新しいタイプのエッセイ『月刊・スペイン語あれやこれや』を掲載することになりました。是非、ご愛読下さり、ご意見等お寄せ下さるようお願いいたします。
 ¡ Feliz Encuentro con Español !
    本の序文を訳した。その序文は「Feliz lectura.」と締めくくられていた。困った。“Buen viaje.” “Feliz Navidad.” “Feliz cumpleaños.”などの連想から「良い読書を!!!???」とか「読書おめでとう!!!???」なんて訳が思い浮かんでしまったのだ。これでは何のこっちゃである。気持ちはわかるが日本語ではない。せっかく日本語として読みやすい良い訳になったと内心自画自賛していたのに、最後がこれではなんともしまりがない。しかし、私の頭はもう“Feliz lectura”というスペイン語表現に捕われてしまっている。スペイン語から日本語への翻訳をする時は、スペイン語からはあくまでも自由でいなければ自然な訳はできない。
     日本人とスペイン人の一人当たり読書量を比較すると圧倒的な差をもって日本人のほうが多いらしい。その本をよく読む日本人による日本人のための日本語に“Feliz lectura”に相当する表現がないのは、いかがなものかなどと考えているうちに、頭が日本語モードにもどり「それでは本書をお楽しみください」・「本書をお楽しみいただけると幸いです」・「それでは本書で楽しいひと時をお過ごしください」と言った訳を¡felizmente!に思いついた。では、¡Feliz encuentro con español! また、来月。(Gatito Umi-chan)
 
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    e-Ten受講生の快挙                ■┛   ■
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現役受講生の翻訳本が出版されました \(^_^=^_^)/ (献本感謝)
 『寓話セラピー』 目からウロコの51話    (Déjame que te cuente...)
        出版社:鰍゚るくまーる    http://www.netlaputa.ne.jp/~merkmal/
        ¥1,500+税
         寓話は人生の問題を象徴している
        笑いながら「なるほど」と気付いたとき
        あなたの真実がそこにある
     (スペイン語圏で空前の大ヒット)        いますぐ書店に走ってみて下さい(走るだけじゃダメですよ)
        とっても愉しい、カタいアタマを揉みほぐしてくれます。読みながら人生の勉強が出来る良書です。
         著者ホルヘ・ブカイ(Jorge Bucay)は精神科医・ゲシュタルトセラピストで、「日常生活での心理学」をテーマに世界中を講演して回っているアルゼンチン人です。
         この書籍の翻訳をされたのは、麓 愛弓(ふもと あゆみ)さんとおっしゃる、今はバルセロナに住みながら「e-Tenのセミプロクラス」を実に熱心に受講されている優秀な生徒さんです。

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 超中編連載旅日記
         『スペインよろよろ紀行』
                   その十二 (作:夜のしじみ)
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うえるが・へねらる その四 (その日のホテル編-2)
 
 シャッターを半分開けている、と言うのは貴重な情報だった。
 
 出かける準備をしていると、電話が鳴った。電話を取るのは勿論私の担当である。
 
(以下スペイン語です)
私     「もしもし」
フロント  「フロントですが、今日は出かけないんですか?」
私     「はい、これから出かけるところですが。」(この「はい」「いいえ」に注意)
フロント  「ゼネスト中ですが、シーツとタオルくらいは交換してあげますが、どうします?」(と、あくまでこのようなニュアンスで言っているように私には聞こえるのである)
私     「そ、それは、是非是非お願いします。」
 
    この会話をカツオくんに説明している最中、こんこん、とドアをノックする音がしたかと思うと、ポロシャツにジーパンや花柄のブラウスという完全に私服の男女がどやどやと数人入ってくる。ある者は冷蔵庫のドアを開け、「ルイサ、ビール2本と水と赤ワインが1本!」と怒鳴っている。ルイサと思しき女性が補充のビールとワインと水を持ってやってくる。また他の者は男女一人ずつでベッドシーツをくるくるとはがし、新しいシーツを掛け、毛布を掛け、端をキュッキュッとベッドマットの下に押し込み、またある者は浴室のタオルを取り替えている。そして皆で「じゃあ、これでおしまい。」と入ってきたのと同じようにどやどやと出て行った。この間5分である。
 
    「ゼネスト的サービスのあり様」をまざまざと見た一瞬であった。鮮やかなお手並み。
 
    フロントに鍵を預けて、外出をする。フロントも電気を20%しか点けていないのだろう、薄暗い。フロントの男性もドアマンも皆私服である。「私服でいる」=「働いていない」と言うポーズも重要なのだろう。「お出かけ?」と、声を掛けるフロントマンに、「そう、散歩。」
 
    と、私は答える。他にすることがあるのだろうか。「せっかくスペインにいるのに今夜はワインは飲めないのよねえ。」と、恨めしそうに問い掛ける私に、「0時を過ぎたらOK」と片目をつぶってホテルマンはにやりと笑う。
(…/ continua)01-12
 
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 スペインの慣用句 == Serie II -29 == 馬耳東風 第二編の二十九
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さて、今回からは液体シリーズを試みてみよう。液体と言えば、王者は何といっても『水』だろう。
 1. 『ahogarse en un vaso de agua』
    親ゆび姫か一寸法師ならそういうこともあるかもしれないが、通常は、「水の入ったコップの中で溺れる」な〜んてことはあり得ない。こういうありもしないことを考えるのは、通常、ファンタジー作家などなのだろうが、彼らはそれを職業としているので、それは大いに考えていただいて結構なのだが、日常生活でこうした起こり得ないようなこと、つまり、自分は水の入ったコップの中で溺れてしまうのではないだろうか?等ということを常に考えていると、馬鹿にされるのが落ちだ。100歩譲って、哀れみを持ってみられることだろう。「あ〜、なんて心配性な人なのだろう?」と、である。
 
    例) Acaba de incorporarse en el cuerpo así que no tiene experiencia y se ahoga en un vaso de agua.
           (彼は入隊したばかりだからまだ経験不足なのだ。よって、すべてが心配でたまらないのだ)
 
2. 『de esta agua no beberé』
 
    スペイン語の未来形の訳語というか、未来形自身の使用方法が実に曖昧である。つまり、それだけ難しいと言うことになるのだが。無論、未来に何が起こるかは不明なので、曖昧=不透明なのは当然のことなのかもしれないが、まったく現在形と同じ様な場面で使用したり、またそのような訳を付けたりすることが多々ある。ここに紹介する未来形の文章はその典型的なものの一つである。つまり、未来、あくまでも、先々のことについて話しているので、未来形が使用されているが、その意味、ニュアンスとしては、実に確かな、現在形でさえも出せないほどの強い確実性が表現されているのである。つまり、「未来永劫何があってもこの水は飲まないぞ」といった実に固い意志の表明である。無論、何百年も後に同じ水を飲みたくても、きっと腐っているか、その前に蒸発して同じ水はないだろうから、それほどまでに大げさな意思表示をして頂かなくても良いのだが…。もっとも、この慣用句は、この強い決意を伝えるためではなく、逆の目的を持って使用される方が多いようだ。つまり、例文にあるような戒めの意味を込めて使用される。そのようなわけで、今回はこの例文自体が慣用句としても使用されるのである。
 
    例) No digas de esta agua no beberé.
           (「絶対」とは言うな) (←「安易に〜をするな。同じ破目に陥るぞ」の戒めを込めて発せられる)
 
3. 『estar (nadar) entre dos aguas』
 
    通常は《agua》は数えないので、《dos aguas》とか《tres aguas》はあり得ない。また「水」は数えられるものではない。それはスペイン語のみならず日本語でも同じである。にもかかわらず、この「水」に数字がついているというのは実に面白い。スペイン語は、通常あり得ないものでも、文法的には問題ないので、このように簡単に数を付けられてしまう。数えられないものに数をつけると、日本語では数えるものによって表現が変わるので、この場合だと「二つの水の間」というふうに「つ」くらいでしか表現しようがない。もっとも、この慣用句で使用されている《agua》は、いわゆる「水」ではなく、「流れ」・「流派」・「筋」等々を表している。ものが「水」だけに少々つかみ所がないので、例文を二種類にしてみた。
 
    例-1) A ver si tomas una decisión y dejas de nadar entre dos aguas.
           (さて、ぼちぼち決心してその中途半端な状況から抜け出したらどうだ)
 
    例-2) Estaré entre dos aguas ya que él me da trabajo y ella me da de comer.
           (彼は仕事をくれるし、彼女は食わせてくれるので、僕は両方の味方でいるよ)
 
    さて、今回はこの辺で終わりにしよう。ご質問・ご意見をお待ちしている。(文責:ancla)
 
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    短文翻訳 2005年03月末更新分 (501-510)
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01. ¿Te has fijado en la falda que llevaba aquella chica?
  あの女の子がはいっていたスカート、見た?

02. "Ser cotilla" hace referencia a la gente que le gusta saber los asuntos de otra persona.
  「うわさ好きである」とは他人のことを知るのが好きな人たちのことを言います。

03. A esta actriz le gusta hacer este tipo de gestos.
  この女優はこの手のパフォーマンスをやるのが好きなんだよ。

04. El coche, al que tanto cariño tenía, se me paraba muy a menudo y al final tuve que comprarme otro nuevo.
  あんなに愛着のあった車だけど、しょっちゅう止まるようになって、結局、新しいのを買うはめになっちゃった。

05. En aquel entonces una oleada de secuestros asolaba el Japón sin que nadie, ni las autoridades, se diera cuenta.
  当局はおろか、誰一人として全く気づかぬまま、当時日本では一連の誘拐事件が起こっていた。

06. Es muy raro que un padre se alegre de que se vaya al frente su hijo.
  息子が戦場に出て行くことを喜ぶ親は非常にまれだ。

07. La falta de armonía entre el espíritu y el cuerpo origina una reducción de la capacidad energética en las personas permitiendo así la aparición de enfermedades.
  精神と肉体とのバランスがとれなくなると、気力が減退し人は病気になりやすくなる。

08. La lavanda desprende una suave y dulce fragancia que sirve para equilibrar las emociones.
  ラベンダーは感情面のバランスをとるやさしく甘い芳香を放つ。

09. Me acuerdo bien de la niña tan bonita que vivía en la casa.
  その家に住んでいたとても可愛らしい女の子のことはよく覚えています。

10. No olvides de fijarte que esté apagado el acondicionador de aire de tu cuarto cuando salgas.
  出かけるとき部屋のエアコンが消えているかみるのを忘れるんじゃないよ。
 
 
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(イー訳しよ〜ネッと)
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