本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語力をつけたい、伸ばしたい人のためのスペイン語塾
 

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Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
ここは日西翻訳研究塾ホームページ「月刊メルマガ」のNo.60です
 

 

     

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日 西 翻 訳 研 究 塾
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☆                    e-yakuニュース Año VI No. 60 (10月号) 2005/10/31                      
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今号の目次
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 CNNもスペイン語番組    吉川先生(通訳課程)も登場します!!
 祝!!出版                       アルベルト先生(通訳課程) やったネ!!
 コンサート案内                         F&Gデュオコンサート
                                           スペインの歌
                                           Rafael Amargo
好評連載読物                   遂に最終回 『スペインよろよろ紀行』作:夜のしじみ
 新形式の読み物               「月刊・スペイン語」“Español variopinto mensual” (No.07)
スペインの慣用句             (Serie III-34)
短文翻訳                         (2005年10月末更新分)(No.571-580)
 
■∞∞∞∞∞∞∞∞∞ホーム・ページ 更新情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞■
   2005年10月末更新分は以下の通りです 
   *『表紙ページ』
   *『今月の短文翻訳』(2005年10月分)
   *『短文翻訳集』(2005年09月分)
   *『スペインの慣用句』(その25)
   *『講師紹介ページ』
   *『国別リンクページ』
   *『翻訳入門-DLページ』
   *『塾の年間カレンダーがHPに登場しています』是非ご活用下さい   たしまし載掲にPHも ーダンレカ間年のneT-e』 *  
両カレンダーとも、HPのポータルサイトからアクセスが可能です
   * e-Tenの『よくある質問とその答え(FQA)』は常時更新されています
   
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われらが吉川先生(通訳課程)も登場!!
╋○┓        == CNNがスペイン語の番組を放映開始 ==
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今年度から、本邦プロ通訳界で5本の指に入る『吉川敦子プロ(ゴルフのプロみたい・・・)』に通訳課程のクラスで、そのプロとしての力をいかんなく発揮して頂いていますが、期せずして、先の9月5日から、あのCNNが、1日に2時間程度、スペイン語の番組を放映しています。そして、その一部は、日本語の通訳が付くのですが、その放送通訳をされているのが、わが吉川先生です。
世界最大の24時間ニュース専門チャンネル、CNNの優れたコンテンツが総結集。重大事件・事故はライブで速報。1日18時間は二ヶ国語で放送。英語字幕表示(一部時間帯)は英語学習に最適です。
スカパーのCh.257 CNNjに付いては、以下のサイトでご確認下さい。CNNjチャンネルのみの契約だと¥945/月です。
 
出  やった〜 ( ^_^)/ □ ☆ □ \(^_^ ) 祝!  版
∞∞∞ アルベルト先生の「アルゼンチンを知るための54章」 ∞∞∞
書籍名の通り、何と、54章にも及ぶ膨大かつ大変な力作で、アルゼンチン人である「われらがアルベルト先生」自らがこの本を書かれたことは本当に意義があります。
アルベルト先生は、現在、本塾の「通訳課程」や「教養課程」で教鞭を執っていただいていますが、『総合スペイン語クラス』では、さっそくアルゼンチンについての講義を始めていただいていて、大好評です。
本書では、アルゼンチンの「歴史、社会・文化、国民性、政治経済等々」の広範な項目について、日系人社会の視点から「明るくおしゃれで見栄っ張り」なアルゼンチンの実像が描かれています。また、これら以外にも、「ペロンとペロニズムに対する評価と視点」・「貧困の諸相」・「青少年犯罪の状況」・「混迷する社会」・「偏在する労働環境」・「中小企業の輸出努力と期待」・「観光スポット」「世界遺産への旅」等々についてのコラムも満載です。
アルゼンチンを知るためには絶対に書かせない永久保存版の誕生!!
612教室に寄贈頂いた実物がおいてあります
著  者:松本J. アルベルト
出版社:明石書店 http://www.akashi.co.jp/ Tel: 03-5818-1171   Fax: 03-5818-1174
頁数:396ページ    定価:定価:本体2.000円+税    ISBN4-7503-2185-0
 
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各 種 コ ン サ ー ト の ご 案 内
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芸術の季節ですゾ〜〜〜〜
みんなで芸術しましょう〜〜〜〜
F&Gデュオコンサート        (お近くの方は是非足をお運び下さい)
    日時: 2005年11月03日(木)(祭日)
    場所: 大倉山記念館第5集会室 (東急東横線大倉山駅)
    開演: 11時20分
    料金: 無料
    出演: 西川 和子(Flute)/西川 一(Guitar)
   お問い合わせ: 横浜市大倉山記念館(045)544-1881
    そうなんです。このメルマガではもうすっかりお馴染みになった、毎年恒例の、本塾の塾生であり、尚かつ、スペイン絵画を通したスペインに関する書籍を多数出版されている西川夫妻のコンサートです。
 
スペインの歌 (武満徹ソングスとスペインの歌)   (石井 三栄子 ヴォーカルリサイタル)
    日時: 2005年11月19日(土)
    場所: 府中の森 芸術劇場 ウィーンホール
    開場: 16時30分
    開演: 17時00分
    料金: 前売3500円(当日4000円)
    出演: 石井 三栄子/ 岩崎良子/高木潤一/小林潤市/長岡敬二郎
    お問い合わせ: ミュージック・オフィス・田島 (090-3518-8476)
 
Rafael Amargo (フラメンコを超えた極上のダンス・エンタテイメント!!)
    日時: 2005年12月02日(金)19:30〜
             2005年12月03日(土)14:00〜
             2005年12月03日(土)19:00〜
             2005年12月04日(日)14:00〜
             2005年12月05日(月)19:00〜
    場所: Bunkamuraオーチャードホール
    料金: 8000円〜12000円
    詳しくはこちらをご覧下さい→ http://www.ints.co.jp/amargo/index.html
 
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超中編連載旅日記
                   『スペインよろよろ紀行』
                              その十七(最終回) (作:夜のしじみ)
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帰り道:素晴らしきかなBA ==その3== (そして遂に最終回)
 
「トウキョウ?ナリタ?」
「TOKYO」「NARITA」と書かれた大きなプラカードを掲げた英国人(と思しき)空港職員が、バルセロナからの便から降りた客が歩く通路で呼びかけてきた。「ハイ、東京に行きますが。」
 
この辺りから世界は英語圏へと突入し、カツオくんが通訳を始める。「乗り換えを急いで、さあ、こっちよ!」とわたし達やその辺りにいた日本人と思しき人々を先導して職員は小走りになる。近くにいた日本人のおばちゃんが「何て言ってるの?」と聞いてきた。「東京行きに乗り換える時間がないから急がされているみたいです」「あらぁ〜」と驚くおばちゃん。同行者を探して「サトウさん、サトウさん、急ぐみたいよぉ!」と叫んでいるがわたし達は構わず走り出す。空港職員はあちこちで並んでいる行列を「これ、急ぎの客だから!」と追い越し、追い抜き、走りつづけている。バスに乗り、バスを降り、走り続けた。
ヒースロー空港は、広かった。
 
恐るべし、英国航空。やっぱり定刻に離陸したのだった。
 
そして、しかも、到着予定時間より30分以上前に、成田に到着したのだった。何度も書くようだが、わたしの数十回に及ぶ海外往復航路経験の中で、こんなことは初めてだった。
 
そして旅は終わる。「あぁー楽チンだった!全部通訳してもらえるんだもんな!次もスペイン語圏に行こうね」と、カツオくんがニコニコして話し掛けてくる。「ええ、ただし次は涼しい季節に行きましょう」とわたしも答える。(今度は買い物するわよ!と目で凄みながら)
 
さらば、スペイン。又あう日まで。(完)(No continua)01-18
 
長々この下らない旅行記をお読みくださった皆様、どうも有り難うございました。自分自身の面白記録に細々と書き留めておいたものを、e-yakuニュース編集者のご好意により掲載させて頂きました。勿論、書くべきことはもっと沢山あったと自覚しております。スペインで見た景色、食べた料理、感動した芸術の数々。わたしのこのアホアホしい記録からはスペインの姿は何も浮かんでこないでしょう。しかし、暑い中フラフラになりながらの夫婦二人旅の中で、後々まで語り草になったのはこのような下らない出来事の断片だったのです。ちょっとでも面白がっていただければ幸甚です。
 
どんなご感想でも結構ですので、お寄せ頂ければ嬉しいです。e-yaku@gol.comまで「夜のしじみあて」とタイトルしてお送り下さい。お待ちしています。
夜のしじみ拝
 
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 ∠< 『月刊・スペイン語あれやこれや』 “Español Variopinto, Mensual” No.07   
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きのこの収穫祭
南米人のアテンドをしたときのこと。話の流れから、「一日中革靴を履いている外まわりのサラリーマンは水虫に苦しむ人がたいへん多いそうです。そのため、オフィスに戻るとサンダルに履きかえて対処しています。格好は悪いのですがしかたがありません。」というような説明をしようと思った。思ったはよいが、水虫(Pie de Atletas)はスペイン語で何というのか知らなかった。とっさに水虫がカビの一種であることを思い出し mohoという単語を使ってみた。通じた。
 
すると、その南米人「Yo tengo hongos en los pies.」と言うではないか。「えっ!足にシイタケがはえているっ?!HONGOSってキノコのことじゃないの?」想像してしまったイメージはかなり強烈であった。しかし考えてみるとカビもキノコも水虫もみんな菌類なのである。さらに調べると、パンを作る酵母も菌類だった。
 
このようなことを思い出したのは、今、「キノコの収穫祭-Home Made Shiitake-」なるものを購入し次々と成長するシイタケを楽しんでいるからなのだ。バイオ時代らしく、菌床には山地に行くと見かけるホダ木ではなく、おがくずを固めたものが使われている。
 
キノコの胞子は白いパウダー状だ。その粒子は非常に細かくて軽い。かさの中で生成された胞子は期が熟すと、風にのり煙のごとく飛翔する。キノコが吐き出す胞子は体の大きさに比べ量が多く、その数は一個のキノコにつき通常120億個以上、ホコリタケというキノコでは2兆を超えるという。天文学的な数字である。
 
そんな煙のような胞子がこの「HomeMadeShiitake」に植えつけられ、その内部にぎっしりと菌糸を這わせているのだ。そして、子孫を残すべく柄とかさを懸命に作ろうとしている。小学校の理科のクラスで、朝顔やひまわりが成長し種子をつけるまでを観察したことが誰しもあると思うが、これらの植物はひとつの種から一個体が発生する。これは、個人主義的な人々の目にもたいへんわかりやすい。しかし、キノコでは、あの煙のような粉のどの一粒がキノコになるのだろうと考えると、その個体性はなんともわかりにくく、曖昧模糊としており神秘的な感じすらする。
そして、キノコが神秘的ならば、HONGOSと呼ばれる水虫もまた神秘的な存在に思えるから不思議だ。
 
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 スペインの慣用句 == Serie II -34 == 馬耳東風 第二編の三十四
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さて、今回も身体の一部をキーワードにした慣用句で攻めてみようか。
1. 『ponérsele en el moño』
    《moño》と言うのは「束ね巻きにして後頭部の上の方に置かれる髪」のことで、最近では女性の特許ではなくなっていて、いわゆる「髷(まげ)」なる立派な言葉があるのだが、おそらく、侍や相撲取りの髷とは一線を画す表現が欲しかったのだろう、フランス語の「シニョン」が外来語として使用されるようだ。直訳すると「(誰かの)髷に(何かを)置く」となり、何を言いたいのかが明確に伝わってこないので、例文を見ていただくことにしよう。

    例) Se le ha puesto en el moño salir de excursión aunque haga mal tiempo.
           (たとえ天気が悪くなっても遠足に出かけたいらしい)
 
    お分かりになっていただけただろうか?要するに、『誰かさんの頭に何かをしたいという気が無性に起こる』時などに使用されるわけで、これという訳語を付けることはできないが、強いて言えば、日本語の慣用句である『食指が動く』に近いと言えよう。
 
2. 『cerrar los ojos』
    直訳だと「瞳をとじる」となるが、決して歌謡曲の題名ではない。「目を閉じる」であるとか「眠りに落ちる」ではあまりにも当たり前すぎて慣用句扱いにはならないし、前置詞の《a》を伴わせ《cerrar los ojos a la verdad》でも、単に「目をつぶる・見て見ぬふりをする・真実を見ようとしない」であり、《No he cerrado los ojos, toda la noche》では「一晩中眠らなかった」なので、若干慣用句的な感じがするが、慣用句としての意味は『死ぬ』である。また、いわゆる「〜に目をふさぐ」。つまり「見て見ぬ振りをする」や「知っているのに黙っている」の意味でも使用される。

    例) El día que yo cierre los ojos, ya os apañaréis como podáis.
           (俺が死んだ後は、お前たち、お前たちなりに何とか頑張るんだな)
 
    ちょっと寂しい慣用句になってしまった。
 
3. 『hacer oreja』
    またしても直訳からの導入になってしまうが、「耳をする」・「耳を作る」だと、これまたなにが言いたいのか分からない。無論だからこそ慣用句なのだ。日本語の慣用句も耳をテーマにしたものは多いので、このスペイン語の慣用句を、日本のそれに置き換えれば、『聞き耳を立てる』や『耳を傾ける』となる。これらは違う意味にもとれるが、その実、根底に流れているものは同じだ。つまり、「一所懸命に聞く」ことには違いがないからだ。つまり、前者は悪い意味、後者は良い意味で「一所懸命聞く」わけだ

    例) Hablemos fuera, que no se sabe si hay gente haciendo oreja.
           (壁に耳あり障子に目ありだ。外で話そう)
 
    さて、今回はこの辺りで終わることにしよう。ご質問・ご意見をお待ちしている。
(文責:ancla)
 
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短文翻訳 2005年10月末更新分 (571-580)
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01. Esto cambiará ya que se empieza a crear una mezcla racial que España había tenido siempre. Entonces empezará a haber algún que otro problema.
      スペインが常に経験してきた民族の融合が始まっている。これは何かを変えるだろう。そうなれば、また別の問題が浮上してくることだろう

02. La terapia con distintos aromas tiene ya miles de años de historia que se remonta a la misma aparición de los seres humanos.
      様々な芳香を使用する療法は、人類の出現と同じくらい古い何千年もの歴史をもっている

03. No le des más vueltas, ve al grano.
      ゴチャゴチャ言ってないで本題に入れよ

04. No te atrevas a hablarme así.
      私にそんな口をきかないで

05. Probablemente no me viera.
      彼はたぶん私を見なかったのではないだろうか…

06. Si dos hombres se saludan con dos besos suele ser en contextos concretos. Ya que esto es la forma más femenina
      もし、二人の男が互いにキスで挨拶するなら、そこには特別な理由がある。というのは、この挨拶の仕方は女性的なものだからだ(注:必ず変な理由とは限らないのでご注意を)

07. Siempre está tan fresca que nunca se le cae la cara de vergüenza por nada.
      彼女は常に厚かましい態度で、まったく恥というものを知らないのよね

08. Te aseguro que no me voy a acobardar.
      いっておくけど、僕は怖じ気づいたりしないぜ

09. Y ahora le ha dado por coser.
       今度は縫い物ばかりやっているよ

10. Como no se lo reprochaste, se lo eché yo en cara en tu lugar.
        君がそれについて何も責めなかったから、僕が代わりに言っておいたよ
 
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(イー訳しよ〜ネッと)
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