本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語力をつけたい、伸ばしたい人のためのスペイン語塾
 

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Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
ここは日西翻訳研究塾ホームページ「月刊メルマガ」のNo.19です
 

 

     

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日 西 翻 訳 研 究 塾
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☆        e-yaku ニュース・ No.19 (05月号) 2002/05/30         ☆
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==== 初めてこのメールを受け取られる方へ ====
  このメールは、日西翻訳研究塾が基本的に毎月末、スペイン語学習者のお役立ち一口メモと共に、塾のお知らせをするための、ネット上のごくごく簡単な定期的かつ一方的なメール(メール・マガジンの小型版)です。過去のバックナンバーをご希望の方は遠慮なくお申し出下さい。尚、『Monólogo de un pasota』シリーズは終了後に、第1回からホームページに掲載予定です。お急ぎでない場合は少々お待ち下さい。逆に、受信をご希望でない場合は、このメールの一番下の宛先までその旨をお知らせ下さい。
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 ★ 『文法専科』、¿Qué, Cuál, Cuándo y dónde?
        関東4大学のスペイン語文法の権威6名が、1年を通じ(月1クラス)、文法に開眼させるための実に画期的な講義をする、というのがこの『文法専科』のクラスです。今回は、拓殖大学の瓜谷 望先生のご担当で『疑問代名詞の使い分け』についてご講義いただきました。クイズ形式の楽しい授業で楽しみながら学習することができたのですが、これまで疑いもせずに使用していたのが間違いだったことが分かったり、何となく使用していた表現の理論的な裏付けを教授されたり、とにかく、またしても、『やられてしまった』という感じで、更に目の鱗を落としてしまった受講生が何人も出ました。さらに、予定されていた¿QuéとCuál?だけではなく、¿Cuándoとdónde?の解説までしていただきました。
        さて、では恒例にもなりました、授業で使われた例文のごく一部をご紹介しましょう。どのくらいあなたはできるでしょうか?
                    ☆ あなたなら、カッコの中に、¿QuéとCuál?どちらを入れますか?
                      1.  Camarero: ¿(       ) toma usted para beber?
                           Cliente:  ¿(       ) me recomienda?
                       2. Camarero: ¿(       ) vino toma usted para beber?
                           Cliente:  ¿(       ) me recomienda?
                       3. ¿(       ) opinión tienes sobre este asunto?
                                    ¿(       ) opinas sobre este asunto?
                                    ¿(       ) es la opinión que tienes sobre este asunto?
                               4.  ¿(       ) te gusta más, el béisbol o el fútbol?
                                    ¿(       ) te gusta más, esta pintura o ésa?
    次回06月10日(月)19:00〜21:00で、引き続き瓜谷 望 先生のご担当で、今回も文法の大物『関係代名詞』についてお話しいただきます。どうぞご期待下さい。

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お   知   ら   せ
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 ★ 『象のロケット』というサイトをご存じですか?
            『(株)象のロケット』は、「感動したい、笑いたい、今の気分にぴったりの人気作品を検索してくれる、便利な映画・ビデオ・DVD総合ナビゲーター!」です。この度、同社のマーケッティング部の方が、ネット上で本塾のホームページを探し出され、「とても素敵で情報が充実したサイトとお見受けいたしました」ということで、『お薦めサイト集・英会話・語学』に本塾を紹介して下さることになりました。ここのHPのお薦めサイトには、様々な分野での『優良サイト』が紹介されていて、本塾のホームページもそのお仲間に入れていただけることになったというわけです。是非皆様も一度、イヤ、何度でもこの際とをご利用になられたらいかがでしょうか。映画ファンには欠かせないサイトです。(『文法専科』のページからもアクセス可能です)
象のロケット
http://www.paoon.com/
 ★ 公開講座『アンデス音楽の魅力を探る』
            文法専科の本塾生である尾上さんが参加されている「アンデス文明研究会」が、以下の通り、公開講座を開催します。講師には、あの、濱田滋郎先生を迎え、フォルクローレの演奏まで聴けます。是非、ご参加下さい。
        講  演:濱田滋郎先生
        演  奏:グルーポ・カンタティ
        日  時:2002年7月16日(火曜) 開場:18:30 開演:19:00
        会  場:ルーテル市ヶ谷教会(外堀通りのスーパー「ポロロッカ」の裏手です)(塾のすぐ傍)
        入場料:一般会員3,000円 学生2,500円(全席自由)
        申  込:往復ハガキ・FAX・e-mailでお申し込み下さい。
             アンデス研究会・事務局:
                            杉並区高円寺南3-28-8(166-0003)
                            Tel & Fax:03-5306-3805
                            e-mail:reikos@pastel.ocn.ne.jp
                            アンデス研究会HP:http://member.nifty.ne.jp/andes
主催:アンデス文明研究会
協力:グルーポ・カンタティ
後援:ボリヴィア共和国大使館・ペルー共和国大使館・日本ラテンアメリカ文化交流教会
 ★ 雑誌の紹介『中南米マガジン』
            元塾生の三宅 愛子さんが、翻訳を担当している『中南米マガジン』という、なかなか楽しく、かつ内容も盛りだくさんで、実にバラエティーに富んだ雑誌をご紹介しましょう。その中でも、三宅さんの翻訳が彩を放っています。
        この雑誌は季刊誌で、中南米の音楽から政治まで幅の広い、つまり、中南米のことならすべてを網羅する、肩のこらない楽しい雑誌です。あまりにも内容が豊富で、すべてをご紹介することができませんので、是非、HPにアクセスしてみて上げて下さい。
        尚、三宅さんのご厚意にて、その見本を塾に展示してありますので、塾生は是非一度早めに来て「立ち読みならぬ、座り読み」をしてみて下さい。因みに、最新号では、ペルーの「日曜ニュース特集」のような「パノラマ」と言う番組の内容を三宅さんが翻訳しています。(『プライベートレッスン』のページからもアクセス可能です)
 ★ 『千代田区のボランティアサークル募集』?!
        語学ボランティアサークル『Friendship Chiyoda』は、千代田区から助成金の出ている正式かつまじめな団体です。現在、英・西・仏・独・中国語・ハングル語でのボランティア活動が中心です。
詳細はHPにて
http://www02.u-page.so-net.ne.jp/rc4/kt-yano/
メールアドレス mail –address    info@chiyoda-vc.com.
      ファックス    Fax. NO.      03-5282-3717
 
★ 『ミロ展 1918-1945(絵画の詩人ミロ誕生への軌跡)』
        来る7月27日(土)〜9月23日(月・祝)の間、世田谷美術館(世田谷区砧公園1-2)で、ミロが最も実験的であった前半生の作品の展覧会が、世田谷美術館・NHK・NHKプロモーション・東京新聞の主催で開催されます。パリ国立近代美術館やニューヨーク近代美術館など世界各地から80点以上の作品が展示される予定です。
       尚、本塾では、同展覧会の『割引券を50枚取得』し、塾に置いてありますので、塾生の方々は自由にお持ち帰り下さい。但し、全員に行き渡るよう、お一人5枚も6枚も取らないようにして下さい。
★ 『武蔵』今月のHP掲載は、サッカーのワールドカップのためお休みさせていただきます。次回をご期待下さい。
    『武蔵』とサッカーにどんな関連があるの?『e-yakuニュース』の読者の方々ならもうお分かりでしょう。
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特別コーナー ☆ ☆ ☆ ------
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      21世紀初頭を飾る記念すべきサッカーのワールドカップも遂に明日開始です。本塾からもリエゾンなどの縁の下の力持ちとして活躍している塾生もいます。以前にもこの画面上で一度ご紹介しましたが、本塾生のワールドカップへの参加が更にいることがその後判明しましたので、ここにあらためてご紹介しましょう。それぞれ無事に任務を果たせるよう、皆様も是非応援して上げて下さい。それから、それらのチームが勝ち進むように応援しましょう。(/_・)/~~ ~~\(・_\)
ワールドカップに参加している本塾の塾生
☆ 経済・時事翻訳クラスの尾郷 奈々子さんは、FIFA(世界サッカー連盟)の『アクレディテーション登録センター』勤務。
☆ プロ翻訳クラスの長岡 絵里子さんは、コスタリカ・チーム・リエゾン。
☆ 元プロクラスで現在休学中の小粥 敦代さんは、エクアドル・チーム・リエゾン。
☆ セミプロ翻訳基礎クラスの古畑 美和子さんもコスタリカ・チーム・リエゾンです。
☆ 文法専科の古寺 惇子さんは東京都と新潟県の24時間電話通訳センターを掛け持ち勤務されています。
☆ 元プロ翻訳クラスの阿部 賢司君も東京都24時間通訳センターと横浜市保健医療衛生局との掛け持ち勤務をされています。

☆ また、上級翻訳クラスの澤山 陽子さんと小野寺 あきさん、元プロ翻訳で現在は文法専科の西崎 典子さんなどが、訪日外国人招待旅行者をアテンドする通訳業務に就かれていますし、また、上級翻訳クラスの森 久美子さんのように、ボランティアで活躍している塾生のいます。まだ他にもいるのかも知れませんが、現在判明しているのはこのくらいです。

         そして、「あ〜さて〜〜、どん尻に控えしは〜〜」、勿論、『武蔵』の制作者、かつ、日本のトップ通訳者の一人で、本塾の特別講師でもあるアルベルト松本氏は、コスタリカとウルグアイ両チームの主任リエゾンです。
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         スペインの慣用句 == 04 ==
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 前号まで2回にわたって人間の体の部分をキーワードとした慣用句の特集をしてきましたが、今回は、動物の名前が入った慣用句をみていきましょう。動物の名前といっても、ポチ君だとか三毛ちゃんのことではありません。
 1. 『estar como una cabra
   まずは《cabra》です。山羊(ヤギ)のことですが、いつものように、まずは直訳でアプローチしてみますと、『山羊のようでいる』となります。『いつも紙を食べている人のこと』を指してこう言うのでしょうか?この慣用句は日常会話でも実によく使用されるからです。慣用句の意味としては、『頭のおかしい』ということなので、「お前はバカだ=¡Eres tonto!」と言うよりは、ずっとソフトで間接的な表現だからです。そこで、使用例は次のようなものになります。
     例) Para poder vestirse de esa forma hay que estar como una cabra.
            (あんな服装をするなんて、頭がおかしいんだよ)
    それにしても、スペインでは、山羊は想到バカな動物だと思われているのでしょうか(チーズ【queso de cabra】は美味しいのですがね)。一方、「少々まともでない、みだらな女性(mujer frívola)」のことを俗っぽく言うと、やはり、《cabra loca》と表現されます。《cabra》だけでも頭のおかしいという意味なのに、さらに輪を掛けるように《loca》を付けて念を押す、という方法はいかにもスペイン語らしいですね。
    因みに、雄の山羊は何というかご存じですか?そう、《cabrón》です。こちらもスペイン語では大変『良くない言葉(隠語)』として頻繁に使用されるのは周知の通りですが、慣用句ではないので、ここでは紹介しません。ところで、《chiva》という言葉をご存じでしょうか?あまり耳慣れない言葉ですが、実は、《cabra》と《cabrón》との間に生まれたメスの赤ん坊をこう呼びます。さて、そこで、次の慣用句に進みましょう。
 2. 『estar como una chiva
   1の慣用句とさほどの違いは見受けられません。《cabra》が《chiva》に置き換えられているだけです。つまり、お母さん山羊から赤ちゃんメス山羊に置き換えられたのがこの慣用句です。ということは、意味も可愛くなって『すこしだけ頭のおかしい』となるのでしょうか?ところが、それがそうはいかないのです。意味は、なんと、逆に《cabra》の場合よりも悪い意味になり、『頭が完全におかしい・完全にいかれている』と、意味を増幅して使用されます。
  尚、1の慣用句『estar como una cabra』で、対象人物が男性の場合、《cabra》が《cabrón》とはならずに常にそのまま女性形で使用されます。《cabrón》を使うと極めて危険なことになるのでくれぐれも要注意です。ところが、この例2)の場合は、《chivo》でも使用できますので、例文は、男性形でだしてみましょう。
     例) Aunque me digan que estoy como un chivo, me iré a la Luna.
          直訳的訳=(完全に頭がいかれていると言われても、僕は月に行くぞ)
          より日本語らしい訳=(何と言われても、僕は月に行くぞ)
 3. 『tener memoria de elefante
   山羊から像へと急に変化しますが、この意味は何だか判りそうですよね。《elefante》ほどの記憶を持っていると便利だろうな、と思われませんか。そうです。これはそのものずばりで、『大変記憶の良い』という意味になります。もっとも、あまり大きすぎると回転も遅く、リアクションも遅くなるとは思うのですが...。しかし、ここでは記憶能力の許容量を問題にしていて、記憶したものを外に出してくる速度を問題にしているわけではないのです。つまり、コンピュータのCPUの大きさとスピードではなく、メモリー自体の容量が多きのが良いという話です。尚、動詞《tener》を使用しなくても同じような意味が出せますので、後者の例文を上げてみましょう。
     例) Ella es como un ordenador; su memoria de elefante es capaz de almacenar hasta 100.000 nombres de toda la ciudad.(ちょっと大袈裟な文章になりました?)
              (彼女はまるでコンピュータだ。その素晴らしい記憶力は、10万人分の住民の名前を覚えることができるのです)
 4. 『hacer el mico
   《mico》という動物はご存じですか?尾長猿のことです。但し、動物学的に果たしてこの呼び名が正しいか否かは少々自身がありません。尾長猿というのは、長いしっぽで常に枝にぶら下がったりしている、なかなか滑稽な動物だという印象があります。そうです。《dejar hecho un mico》とか《quedarse hecho un mico》といった構文を使用し、『物笑いの種にする(なる)・バカをする・おどける』というような意味になります。
     例) No hagas el mico que te están mirando todo el mundo.
              (みんなが見てるんだからバカなまねをするのはおよしよ)
 5. 『atar los perros con longaniza(s)
   動物と言えば、やはり犬を忘れることはできません。しかし、それにしてもこの慣用句は何を言いたいのでしょう?その真意を計り知れない場合は、無駄のように見えますが、必ず基本に戻り、直訳してみましょう。まず、《longaniza》は、細長〜〜〜い腸詰めソーセージのことです。したがって、『犬を細長いソーセージでつなぐ』ということになるのですが、そんなことをすればすぐにその犬自身にソーセージを食べられてしまい、逃げられるのが落ちでしょうから、意味としては、無意味なことをする、といったようなことを言いたいのでしょうか?いや、それがそうではないのです(だったら、直訳する必要なんかないジャン。まあまあそういわずに)。これは、我々日本語人の頭にはまったく想像を絶するのですが、『強大な富を持つ・富を欲しいがままにする』という意味なのです。《longaniza》で犬をつないでおいても、ソーセージくらいならいくら食べられようが、お金持ちだから問題なし、とでも言うのでしょうか?あるいは、《longaniza》を食べられ、犬に逃げられても次の犬はいつでも買える。それとも、犬も逃げたくないくらいに金持ち、と言うようなところから来ているのでしょうか?ネイティブの方で、その真意・由来をご存じの方がおいででしたら是非教えて下さい。尚、この慣用句を使用する裏には、多くの場合、皮肉が込められています。
     例) Emigró a aquel país creyendo que allí ataban los perros con longanizas.
           
  (あそこには金の成る木でも生えているとでも思ったのか、彼は彼の国に移住した)
 6. 『estar hecho unos zorros
   狐という動物は、古今東西、「悪賢い・抜け目のない」動物と考えられがちな動物で、日本に至っては、人を騙したり化けたりまでする動物として扱われていますが、個人的には、結構可愛いと思っています。犬のようでもあり猫のようでもありで、つまり、人間と最も親しい両方の動物を一つにしたような動物に思えるのですが、まったくの主観でしょうかね?余談はさておき、この慣用句の意味は『疲れはてた・(疲れて)ぐったりした』と言う意味を持っています。狐のイメージからはちょっと想像もつかないのですが、それもそのはず、《zorro》ではなく、複数形の《zorros》になっているところがこの慣用句のみそです。つまり、この《zorros》は狐のことではなく、『はたき』のことなのです。そう、家で埃をはたくときに使う(最近は掃除機があるのであまり使いませんがね)はたきです。それなら、動物のコーナーに入れるな、とお叱りを受けそうですが、辞書では、《zorro》という単語は、あくまでも、一つしかなく、複数形になって意味が変化するわけで、やはり、動物のコーナーに入れるしかなく、動物であって動物でないものが登場したところで、今号はこの辺で。例文は、実にスペイン語的な文章ですので、これも見て下さいね。尚、訳は《zorros》の部分を前に持ってきて、はたきの感じが出るように訳してみました。
     例) Llegó agotada y hecha unos zorros.
              (彼女は枝垂れぐったりとしてやって来た。)
  今回はここまでです。読者諸氏からのご質問・ご意見をお待ちしております。 (文責:ancla)
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    森 統のスペイン豆辞典 その5 (H.M.Planning.S.L 森 統)
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<Paellaについて そのA=終>
今号は、お約束通り、日本人の口に合いやすいパエジャのレシピを以下にご紹介します。
魚介パエジャ
材料(4人前):
米               4カップ(200cc)
トマト(よく熟れたもの)     2個
グリンピースまたはサヤインゲン  100g
たまねぎ            中サイズ1個(みじん切り)
いか              一盃(皮をむき、胴はリングに切り、脚は細切れにする)
芝蝦(小型の車えびでも良い)剥き身  150~200g
 注:蝦の殻は捨てずに残しておくこと。だしとりにつかいます。
アサリ             砂のないもの200g
*ムール貝(あれば)       150gほど
*テナガエビ(なければシャコでも良い) 4尾
赤ピーマン          1個(事前に茹でてやわらかくしておく)
調味料:
オリーブ油          大さじ4杯
サフラン(ない場合は黄色の食用添加剤,またはターメリック粉)少し
道具:
大型フライパン
大き目の布巾(フライパン全体を覆える大きさ)
 事前に用意することが少しあります。
 A) ムール貝(殻を良く洗った後)と蝦の殻を約1Lの水で煮立てて出し汁を作ります。
 B) 開いたムール貝は身のついていない殻の方はダシガラと一緒に捨て、身の方だけを残します。
 C) お米を洗います。(研がないで、ざるで水を通すだけで、水がきれいになったら,水切りをします。)
   以上がそろえば、すぐに取掛かりましょう。
 1) フライパンにオリーブ油を大さじ4杯いれて火にかけます。(中火、でこの火力で料理の間中、最後まで通します。)
 2) たまねぎのみじん切りと、トマトをおろし金で擦ったもの(汁だけで、身かすはつかいません)を入れて塩一つまみ加えてよくかき混ぜながら5分ほどいためる。
 3) たまねぎが半透明になった頃、グリーンピース(莢インゲン)を入れて2〜3分後に、
 4) アサリ,烏賊,蝦(剥き身)を加えます。塩を一つまみ加えて,火がまんべべんなく通るようによく混ぜます。
 5) アサリが開いた頃に、お米を入れ、色粉(黄色)をいれて良くまぜます。全体が黄色く色づけをします。もし色粉がない、またはサフランのみで色づけしたい場合は、次のステップへ移ります。
 6) 前もって用意した出し汁を全部、注ぎこみ、サフランを一つまみ(5~6本)入れてよくかきまぜます。
 7) 煮立ち始めた頃に飾りのテナガエビまたはシャコ、を盛り付けの要領でいれます。
 これから約15〜20分水気がなくなるまで煮ます、(絶対にフライパンに蓋をしないこと!)
途中でお米の炊き具合を試してみます。満遍なく火が通るように時々,フライパンを前後左右にゆすり、堅そうであれば、継ぎ水をしてください。しかし、お米がやわらかくなり過ぎないようにくれぐれも、水は控えめにしてください。
 水気がなくなったら火を止めます。飾りのため用意したムール貝、赤ピーマンの短冊切りにしたものを上に盛り付けます。そして水で堅絞りにした布巾で、フライパンを覆います。(後蒸し)そのまま約2~3分おけば出来上がりです。
 追記:*印の付いたものは、なければ他の好きなもので代用してください。ちょっと贅沢ですが、イセエビやオマール蝦などを使えば、最高級レストランの雰囲気を楽しめます。
(あなたの留学のお手伝いをするマドリードの『H.M.Planning.S.L』森 統)
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     Monologo de un pasota        === Serie II -05==
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『アスナール首相の次は誰が明日なーる?』 (その3=終)
    前号では3人の女性首相候補をご紹介したが、この噂には何か裏がありそうな匂いがしないでもない。その理由は、次の総選挙は2004年で、まだ2年も先の話(もっとも、2年前は政界ではもう遅いくらいです)だし、実はその前年の2003年には地方選挙(自治州選挙を含む)があり、中でも首都であるマドリードの市長選は次の国選を大いに左右する大きなポイントだ。日本の東京都知事選に匹敵する。それが総選挙の前年に実施されるとなれば、この選挙で、現与党に国民の審判が下されるといっても過言ではない。事実、1995年の市長選では、国民党のアルバレス・デ・マンサーノが勝利を収め、翌年の国選に大いに勢いを付けたという経緯がある。これを社労党側から見れば、マドリード市長選に勝利し、国政選挙にも勝って政権復帰を願いたいというのが当然の戦略だろう。これが社労党の新書記長サパテロ氏の将来を占う大きな分岐点にもなるわけだ。そこで、社労党は、昨年の中頃、早々と市長候補に国際関係担当書記長であるトゥリニダー・ヒメネスという女性候補の名を挙げた。
     つまり、国民党の首相候補に女性の名前が今挙がっているというのは、実は、このマドリード市長選を意識してのことではないだろうか。首相候補にも挙がるほどの人物なら、社労党の候補にも勝てるだろう、というわけだ。しかも、女性同士の一騎打ちと言うことになり、国際的にもアピールできる。この説を裏付ける(説を唱える本人が裏付けるのも変な話だが)唯一の理由は、市長選が来年に迫っているというのに、国民党側の候補の名前がまだ出されていないということだ。無論、アルバレス・デ・マンサーノの続投ということも十分考えられるのだが...。
      そんなところから、アスナール首相が後任候補を発表するのは、来年の2003年の地方選が終わってからだという話もある。今年中に後任候補の名前を挙げてしまうということは、しいてはその候補者の名の下に地方選挙を戦うことにもなる。そして、もしものことがあっては、すべてが崩壊し、2004年の国政選挙を社労党の手に戻しかねないというわけだ。現在の2002年の時点では、いかなる選挙であってもアスナールの国民党が破れる可能性はまずない。しかし、未来は神のみぞ知るであって、2003年までに何が起こるか不明と言った不確定な要素がないこともない。絶対に間違いのない後任候補と目されていたラト第二副首相(明日、2002年5月31日来日)の可能性があっけなく崩れた(前々号参照)という、国民党にとっては実にいやな思い出は、まだ今年初めの出来事だ。だからこそ他の候補の可能性を模索させられているわけだ。つまり、アスナール首相は後任候補を探すという予定外の事態に対処することを余儀なくさせられているわけで、この手の重要なテーマがそう簡単に決まるわけもなければ、もともと、アスナールに代わるような『人気者』がいたわけではなかったのだから、アスナール氏が慎重になるのももっともだろう。(このテーマの終了)(文責:ancla)
 
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    短文翻訳 2002年5月更新分
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1. Es posible recuperar la vista gracias a un implante de córnea artificial.
        人工角膜移植のおかげで視力を回復する可能性があります。
2. Comencé a tener interés en el espacio cuando vi a un astronauta saltando sobre la luna.
        宇宙飛行士が月面を飛び跳ねているのを見たときに宇宙に興味を持ちはじめました。
3. El bloqueo parlamentario por la oposición se prolongó durante once días reclamando por la celebración de elecciones anticipadas.
        前倒し選挙を要求する野党サイドによる国会開催阻止は11日間続きました。
4. En estos momentos ya me estarán esperando con los brazos abiertos allá en la estación.
        今頃あの駅では私を大歓迎してくれる人たちが私の到着を待っていることだろう。
5. Ese criminal de guerra condenado a cadena perpetua ingresó en la carcel pero a los 5 años fue perdonado.
        無期懲役を課せられたその戦犯は刑務所に入りましたが、5年で赦免を受けました。
6. Miss Venezuela se impuso a las demás candidatas de otras naciones.
        ミスベネズエラは世界の他の候補者たちを抑え女王の座に就いた。
7. Si la capa de ozono se recupera o no depende todo del esfuerzo conjunto tanto de los gobiernos como de los individuos.
        オゾン層が回復するかどうかはひとえに政府ならびに個人の力を結集することにすべてがかかっている。
8. Si el hombre hubiera sido capaz de buscar otra novia, el crímen podría no haber ocurrido.
        男が別の彼女を探すことさえできていれば、犯罪は起こらなかっただろう。
9. La familia y la escuela tienen importantísimas funciones educativas, pero cada una con unas características muy diferentes.
        家族と学校は教育上非常に重要な役割を担っていますが、その特質は各々非常に異なったものです。
10. En estas circunstancias es difícil para el Primer Ministro tomar sus propias deciciones.
        この状況では、首相が自ら決断を下すことは難しい。

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