本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語力をつけたい、伸ばしたい人のためのスペイン語塾
 

Fundado en 1995

Instituto de Traducciones de Tokio

 


 

 
ここは日西翻訳研究塾ホームページ「月刊メルマガ」のNo.105-106です
 

 

     

過去の月刊メルマガ 「塾maga」のすべて のバックナンバーを公開中です

 

2009 年はボク と一緒にゆっくりと歩みましょう!!
 
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日 西 翻 訳 研 究 塾
Instituto de Traducciones de Tokio
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 「塾maga」 Año X No. 105 y 106  (07&08月合併号) 2009/08/31                      ☆
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第19回リサイタル
〜(^ロ^)
谷めぐみが歌う (^Q^)〜
「魅惑のスペイン」
通塾&在宅塾生2名様ご招待
ヤッタ〜!!(前売:4,500円)

クリック一回情報一杯
短文翻訳「1000短文達成」記念
豪華懸賞付き「クイズ」
当選者&解答

島田泉先生の手によって発見された
ペルー北部のプレインカ文明
素晴らしい遺物
「インカ帝国のルーツ 黄金の都 シカン」展
於 :上野国立科学博物館
期間:07月14日〜10月12日
小塾の通訳講師吉川敦子先生が
通訳として大活躍された特別展です
クリック一回情報一杯
 
短文翻訳公募中
あなたが作る短文がHP上に
クリック一回情報一杯
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        今月号の目次
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01 お知らせ

クイズ

↓すぐ読む↓   恒例のパーティ「第9回終・始業パーティ」無事終了
02

Cine Latino

↓すぐ読む↓   第6回ラテンビート映画祭
03

Concierto

↓すぐ読む↓    「光のスペイン」
04

Reformas normativas

↓すぐ読む↓   塾規約等の改正について
05 読み物 Crónica ↓すぐ読む↓   快調! スペイン歌曲の歌い手「谷 めぐみ」の "Hola! バルセロナ"(その12)
06 Chiste ↓すぐ読む↓  「スペイン語と日本語を駆使した言葉遊び」(Chistes de mi tío Chistu -29-)
07 海ちゃん ↓すぐ読む↓  ちゃんシリーズ-II- (猫の額)(海ちゃんのスペイン語広場) その6)(対訳読 み物)
08 慣用句 ↓すぐ読む↓  Serie III -207- 
09 短文翻訳 ↓すぐ読む↓  2009年08月末更新分(No.1031-1040)
10 Fe de erratas ↓すぐ読む↓  今回はとりあえずございません <<(_ _)>>

  ■ ホーム・ページの更新情報  ■
2009年08月末の主な更新は以下の各ページです。ご確認下さい

今月の短文翻訳』(2009年08月分を 新規掲載)

  西和対訳読み物海ちゃんシリーズ』(「その35」を追加)

西和対象過去の短文翻訳』(2009年07月分を追加)

 『スペインの慣用句』(「その60」を追加)

Hola!バルセロナ』(その06)

 『ネット上の「塾maga」』(毎月最新版に更新中)

Chistes de mi tío Chistu』(その06)

 『スペイン語圏関係の新刊本紹介』(常時更新中)(アルベルト先生の著書追加!!)

e-Tenの「よくある質問集」』(スペイン語学習者の駆け込み寺も随時更新中です!悩みの相談室」)(最近やや更新していません。スミマセン)

その他常にネット上の情報は最新情報に更新していますので、この点ご了解下さい
最新のページを見るには、あなたのPCのブラウザにある「更新ボタン」を押して頂く必要がある場合もありますのでご注意下さい

(1)

恒例の「塾パーティ」大盛況!!

 
今年で9回目を向かえた小塾の年に1度のパーティは、去る29日(土)、東京・恵比寿のイタリアン ・レストラン「パレルモ」にて開催され、通学&在宅塾生&元塾生&講師陣(今回欠席がやや目立ったかな?)が集い、無事終了いたしました
これもひとえに塾関係者の皆様のご支援とご協力の賜と、スタッフ一同、謹んで御礼申し上げます
通塾生を対象とした2008-09学年度の皆勤賞受賞者は、過去最高の4名が表彰されました。オメデトウございました
小畑 克之 (翻訳プロ)(副賞:Atlas Actual de Geografía Universal)
中山 智美 (翻訳基礎-II→準応用に進級)(副賞:Atlas Actual de Geografía Universal)
小泉 幸子 (翻訳基礎-I→基礎-IIに進級)(副賞:Atlas Actual de Geografía Universal)三年連続皆勤賞
庄子 由香 (翻訳基礎-II→準応用に進級)(副賞:Diccionario Ilustrado de la Lengua Española Secundaria)

そして、今年は以下の2名が、特別賞を受賞されました:
受賞の理由は通学11年目を達成されたからです。本来であれば、昨年の10年目での表彰となるはずだったのですが、諸事情により今年になってしまいました。ともあれ、本当にオメデトウございます<。これからも更らなる精進をお願い致します
ちなみに、現在、お一方はプロ通訳者として活躍中で、もうお一方は在東京チリ大使館勤務をされておられます
尾郷 奈々子 (翻訳プロ)(副賞:Diccionario Salamanca de la Lengua Española)
長岡 絵里子 (翻訳プロ)(副賞:Diccionario Salamanca de la Lengua Española)

当日の写真ができあがりましたらネット上で公開いたします
 

 
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(2)
 

第6回ラテンビート映画祭

09月17日〜23日 東京・新宿バルト9
09月23日〜27日 大阪・梅田ブルク7
スペイン映画4本+
α
キューバ映画1本
メキシコ映画1本
その他各国合作映画等々10本以上の映画が上映されます

ちなみに、
スペイン映画2本(「カミーノ」と「ペドロ」)の字幕翻訳を担当しているのは小塾の塾生です
詳細はこちらでどうぞ
 
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(3)

「光のスペイン」 (Stelle splendern)

日本に渡来したすべてのスペイン人宣教師に捧ぐ
聖ヤコブが眠り、ザビエルが船出する、ガリシア語でマリアは讃えられ、モンセラーとの岩は屹立し、黒い聖母が愛を溢れさせ、喜びに満ちて人々は歩き続け、トレド大聖堂に楽器が鳴り響く
合唱:Laudesí Tokyo合唱隊
独唱:上出朝子、鏑木綾、名倉亜矢子
器楽:須藤みぎわ(リコーダー) / 坪田一子・折原麻実(ヴィオラ・ダ・ガンバ) / 永田斉子(リュート) / 熊元比呂志・氏家厚文(打楽器・リコーダー)
指揮・監修:杉本ゆり
2009年09月26日(土)15時開演(開場14:30)
会場:日本キリスト教団東京山手教会(渋谷区宇田川町19-5)
入場料:3,000円(当日:3,500円)
詳細はこちらでどうぞ
チケット予約・問合せ
 
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(4)
 

塾規約などの改正について

公布以来一度も改正されなかった塾規約(共通規約と塾生規約)を、この度、少し改訂しました
主な理由は、すでに約10年近くが経過していましたので、現状に則した内容に改めること、特に、当時は通信教育部ができる前の公布でしたので、通信塾生に関しては「一部通学塾と同じ」というやや曖昧な 状況になっており、通信塾生の位置付けが明確にされていませんでした
よって、この度の改正では、通信(e-Ten)で学んでおられる受講生を新たに「在宅塾生」と呼称することとし、これまでも事実上は、通常の塾生としての位置付けでありましたが、これを、規約の中で明確にしました
また、通学授業の欠席扱いに際し、少しでも塾生のサポートができるように授業を録音しておりますが、アナログテープから、今年5月からはデジタル録音に切り替わっています
大きな改正ではありませんが、全体的に文章もやや変更したり改善が施されておりますので、塾生の皆様は是非ご一読下さいますようお願い申し上げます。なお、このお知らせを持ちまして、お読みいただき、ご了承を得たものとさせていただきます
なお、ご不明な点などございましたら、遠慮なくご質問等お寄せいただけますようお願い申し上げます
各々の規約のアクセスは以下からも可能です
共通規約
塾生規約

 
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(5)

快調!!Hola! バルセロナ(その12) (谷 めぐみの歌修行) 作:谷 めぐみ  

バックNoはここから

日本で師事していた友子先生は、毎年、毎年、海外へ出かけている。留学のご挨拶に伺った折、「フランスで知り合ったドイツ人のビルギットがバルセロナに住んでいるの。私からのプレゼントを届けてちょうだい」と、小さな包みを渡された。先生は、ちょっとそこまで、という感じで世界中どこへでも出かけてしまう。私の危機的状況などまるで想像がつかない様子だ。とっさに断ることも出来ず、包みを預かってしまった。これを届けなければならない。いささか気の重い任務である。レッスンが始まる前に済ませておきたかった
手元にあるのは住所だけ。電話番号は分からない。ある日の午後、私はGUIAを頼りにビルギットなる女性の家を目指した。山の手の方向へどんどん登り、行き着いた建物は予想もしない超豪華マンションだった。おそるおそる入り口に近づくと厳重なオートロックである。三樹子さんのピソにいたポルテロ(門番)の姿も見当たらない。試しにドアを押してみるが、もちろんビクとも動かない。怖いほど静かだった。ここで部屋番号のボタンを押したら…?私は考えた。誰かが出て「どなたですか?」と言うだろう。そこで説明しなければならない。「私は日本人の歌い手です。ビルギットという人はいますか?私の日本の先生がフランスで知り合ったビルギットさんへのお土産をお渡ししたいのですが…」過去の過去の説明は過去完了?全員がustedだから三人称?いや、こういう時こそ接続法…。無理だ、と思った。顔の見えないインターホン越しに、そんなややこしい説明をすることは不可能だった
諦めて帰りかけると、ひとりの紳士が坂を登ってくる。まさか、と思いつつ、何かがピーン!と閃いた。私は駆け寄り、尋ねた「Sr.ニルソンですか?」答えは「Sí」そこで私は、さっき考えていた内容を必死に述べ立てた。紳士は怪訝な顔をして聞いていたが、やがてその表情がゆるんだ。「あなたは幸運だ。今日は隣町に住むビルギットも来ている。さぁ入りなさい」なんと!偶然にも私は、大切な家族昼食会の日に行きあわせたのだ。突然現われた正体不明の日本人を、家族全員が大歓迎してくれた。ステーキ、具沢山の美味しいパエリャ、手作りのケーキetcお腹いっぱいご馳走になり、質問に答えて日本のことを話した。頼りない私のスペイン語でも、なぜか話がよく通じていた。肝心の友子先生のお土産は、金魚柄のガーゼのハンカチ二枚。あぁ!この偉大なるプレゼントのために私はあんなに悩んだのだ…
「ウチにも遊びにいらっしゃい。特製ピザをご馳走するわ」ビルギットに誘われ、私は週末、彼女の住む町へ初めてバスで出かけた。何度も確かめて乗ったのだが、どうも様子が変である。日本のように懇切丁寧なアナウンスは無い。仕方なく運転手に尋ねると、やはり行き先が違っていた。「お気の毒さま!」他の乗客に笑顔で見送られて?バスを降り、逆方向のバスに乗る。振り出しからまたやり直し。約束より二時間も遅れて着いたが、ビルギットは優しい笑顔で迎えてくれた。聡明な女性だった。「本当はお料理は得意じゃないの」と、ちょっぴり照れながら焼いてくれたピザの美味しかったこと!いまだに私の中ではNoº1一等賞!である
(つづく)
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(6)
¿ ¿ ¿ ¿ ¿ ¿ ¿ スペイン語を駆使した言葉遊びのコーナー ? ? ? ? ? ? ? =29=

バックNoはここから

先生:   何かもう質問はないかね?
生徒:   ハイ。あります
先生:   何かね?
生徒:   いま先生が仰った「何かもう質問はないかね?」をスペイン語でどう表現したらよいのですか?
先生:   ¿Hay más preguntas?だな
生徒:   え?誰と?
先生:   え?誰とって?
生徒:   だって、いま先生「誰かとアイマス」って言ったじゃないですか
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(7)
 
=== 海ちゃんとマリアーニョの猫の額スペイン語広場 === (シリーズ-II-)
Rincón del Español Variopinto de Umichan y Mariaño
 -06-

バックNoはここから


"YA" y "TODAVÍA"
「もう」と「まだ」
 

En un país de habla inglesa.

    英語圏のある国で

Umichan y Mariaño están tomando el avión de regreso a Japón. Juntos han pasado un mes de vacaciones aprendiendo inglés. Están muy contentos, ya que cada uno ha podido mejorar su conocimiento del idioma.

    海ちゃんとマリアーニョは日本に帰るための飛行機に乗ろうとしています。二人(二匹)はこの一ヶ月の休暇に英語を学んでいたのです。二人とも英語が前よりできるようになってとても満足しています

Al llegar a la puerta por donde se toma el avión, Umichan nota un cartel indicando “Closed”.

    搭乗ゲートのところにやってきた海ちゃんは、「クローズド」と書かれている立て札に気づきます

Umi-chan:

  ¡Oye !!!!!!!!!, Mariaño. Ya está cerrada la puerta. ¡Qué bueno que entendamos inglés perfectamente ya que lo hemos estudiado mucho por un mes, pero ¡qué malo que esté cerrada ya la puerta!!!!!!! Todos los pasajeros menos nosotros estarán a bordo. Incluso, puede que el avión esté volando ya dejándonos atrás. (A los empleados del aeropuerto) ¡Eh! ¿Vds. no se dieron cuenta de que faltábamos nosotros?
    海ちゃん:マリアーニョ、ゲートがもう閉まっちゃってるにゃ。英語が良くわかるっていいにゃぁ、一ヶ月間、みっちり勉強したんだからにゃ。でも、もうゲートが閉まってしまったにゃーぁぁぁぁぁ!僕たち以外の乗客は皆、乗り込んでしまっているにちがいにゃい。もしかすると、飛行機は僕らを残して飛んでいるのかも知れにゃいっ。 (空港職員に向かって)僕らが乗り込んでいないって、気がつかなかったにょっ?

Mariaño:

  ¡Qué vergüenza de ti! Cálmate, Umi.
    マリアーニョ:海、何て恥ずかしい奴にゃんだ、君は。落ち着くのにゃっ

Umichan:

  Pero, ¿porqué estás tan tranquilo cuando nuestro avión está volando sin que estemos a bordo?
    海ちゃん:でも、君はどうしてそんなに落ち着いているのにゃ。飛行機は僕らをおいて飛んで行ってしまったというのに

Mariaño:  

  No te pongas nervioso. Si hemos llagado con tiempo. ¡Fíjate bien! No es que la puerta YA esté cerrada sino que TODAVÍA está cerrada. ¿Ves la diferencia? El tablón indica que se abre en 20 minutos.
    マリアーニョ:そんなに、ナーバスにならないでにょ。僕らはちゃんと時間に余裕をもって来たにょ。良く見てにょ。ゲートは"もう"閉まっちゃったのではなくて、"まだ"閉まっているんだにょ。違いが分かるかにゃ?掲示板に20分後に開くって書いてあるじゃにゃいか
今月のポイント:
1) dejándonos atrás::私たちを残して dejar atrás (置き去りにする)
2) Cálmate君、落ち着きなさい。 calmarse (落ち着く/静まる)の命令形。Tranquilizarse(安心する・平静になる)も同様の使い方ができる: Tranquilízate.
3) sin que estemos a bordo
:私たちは搭乗せずに sin que + 接続法: 〜しないで
4) estar a bordo乗船(搭乗)している(状態)
5) Si hemos llegado con tiempo:私たちは時間にゆとりを持って到着したではないですか。si は強調。口語表現で、文頭に用いられる。 Ya me estoy mareando de hambre. Pero, si hemos comido ahora mismo. もう、お腹が減ってくらくらしているよ。なに言ってんだい。僕ら、いまさっき食べたばかりじゃないか
でわ、またにゃっ つづく… (Continuará)
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(8)
 

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スペインの慣用句 == 207 ==

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バックNoはここから

今回は『por los siglos de los siglos』を選んでみた
まずはいつものように直訳をしてみよう。「それらの世紀のそれらの世紀について」と、かなりださい感じになってしまい、意味がさっぱり伝わってこないだけでなく、このフレーズだけだと、その真意さえ掴めない。久しぶりに分けの分からない慣用句が出てきてしまったようだ
ただ、少なくとも、世紀が複数になっていて、その複数の世紀の、そしてまたしても、輪をかけるように、また別の複数の世紀について、と言っているわけだから、何かこう途方もなく長い時の経過、或いは、流れについて述べているのだと言うことが薄々ながら理解できる
この慣用句、そう言えば、スペインの時代劇(映画)などで、王様か何かの台詞として耳にしたような気がする。やや時代がかった大仰な演説か何かを王様がぶったりしていたときだったような記憶がある
では少々視点を変えて考えて、視点から見直してみよう。なぜなら、この慣用句では、名詞に付けられている冠詞が、両方とも定冠詞であって、不定冠詞でも無冠詞でもないところに、さっきから殺気を感じていたからだ
世紀というのは100年を一句切りとした時代を単位化した表現である。これに定冠詞が付けられているのだから、100年という単位が数数え切れない一つの塊として示唆しているようだ。よって、何千世紀とか何万世紀と言った、同じように数は多いにしても、その数を限定しようというわけではないのである。何千世紀や何万世紀は確かに凄い数字だが、数えようと思えば数えられないことはない。しかし、定冠詞を複数で使用する場合には、その名詞全体を捉えるだけではなく、また単数形の時のように、その名詞を一個のものとして捉えるのではなく、包括的・全体的な捉え方ができる。そうなると、やはり、途方もなく凄く気の遠くなるような長い世紀について言及しているわけである。しかし、何世紀にも亘って…となると、日本語では「未来永劫・永遠に・永久に」としか言いようがなく、世紀などといった言葉・単語は消え失せてしまう
   例)
Espero no volver a verte por los siglos de los siglos.
      (今後二度とあなたには会いたくはないワ)
さて、ご質問・ご意見をお待ちしている。(文責:ancla)
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(9)
 


今月の短文翻訳 (1031-1040) 2009年08月末更新分はこちらにもあります
 

バックNoはここから

1031 a) Yo, como padre, haría por mi hija todo lo que hiciera falta.
    小生、娘のためなら父親としてどのようなことでもするでしょう
1032 b) Yo, como padre, haré por mi hija todo lo que haga falta.
    小生、娘のためなら父親としてどのようなことでもするつもりです
1033 c) Yo, como padre, hago por mi hija todo lo que hace falta.
    小生、娘のためなら父親としてどのようなこともいといません
1034 Habría deseado hablar con Vd. sobre el asunto pero le escribo para evitar posibles malentendidos.
    その件について貴殿とお話したいのは山々ではございますが、誤解を避けるため手紙を差し上げることに致しました
1035 La revista es conocida por su corte sensacionalista y está plagada de "freaks".
    その雑誌は扇動的な切り口でよく知られており、熱狂的ファンが一杯います
1036 a) Esa empresa de telecomunicaciones ha creado un servicio que elimina todo rastro de los mensajes una vez que se hayan leído.
    その通信会社はいったん読まれた後は、メールを跡形もなく消去するシステムを作った
1037 b) Esa empresa de telecomunicaciones ha desarrollado un servicio que elimina todo rastro de los mensajes una vez que se han leído.
    その通信会社はいったん読まれたメールは跡形もなく消去するシステムを開発した
1038 Me temo que lo sucedido se vea de manera diferente en nuestro país.
    その出来事は我々の国では違った見方をされると思いますよ。(悪い意味に解釈されますよ)
1039 a) La polémica película del flamante director ha sido distinguida con un premio importante y alabada por un periódico de renombre.
    その素晴らしい監督の物議を醸した映画は、栄誉ある賞を受け、ある有力紙に賞賛されました
1040 b) La polémica película del flamante director ha sido distinguida con un premio importante y un periódico de renombre la alabó.
    その素晴らしい監督の物議を醸した映画は、栄誉ある賞を受け、ある有力紙がその映画を讃えました

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(10)

=== FE DE ERRATAS  <<(_ _)>> ===


前号はとりあえず何もなかったようです。あったのかな?

 以上
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