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Instituto de Traducciones de Tokio |
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ここは日西翻訳研究塾ホームページ「スペインの慣用句」のNo.62のページです |
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Monólogo de un pasota
第三編 『スペインの慣用句』
(No.62)(慣用句番号:202) |
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今回は『salir [una cosa又はalgo] redonda[o]』をご紹介することにしよう。この慣用句は、スペイン語圏で生活された読者であれば、一度も耳にしたことがないという人は少ないだろう、と思われるほど実にポピュラーな慣用句である。もっとも、理解されているか否かは別にして…の話だが。そりゃそうだろう。海外に何年間か留学、或いは赴任していたからといって、必ずしも「その国の言語を100%マスターして帰ってこられる」といったような、そんなにうまい話はそうコロコロとはその辺に転がっていないのだから。いや、現実はその全く逆で、ほとんどの場合、例え4年、5年という結構長期の海外滞在経験をしたことがある人でも、決して「流暢に話す・すべて分かる」な〜んてことはほぼあり得ない。そんなに世の中すべてがうまく行けば、塾だって必要なければ、教師も必要ない。うじうじと日本で外国語を勉強する時間とお金があるのなら、外国語を学びたい人はすべて外国に行けばよいのである。しかし、現実はそのようなことはまず無理なのである。世の中そう甘くはないし、すべて「○」という分けにはいかない。それが人生である。そう、その通り。そう簡単に物事は『salir redonda』とはいかない。だからこそ人生は面白い、とも言える。少なくともそうとでも考えないと、馬鹿らしくってあくせく働いてなんかいられますか〜ってんダーーー。ねぇ、そうでしょう?そう思いません???(トホホ…)
例-1) Salió todo redondo después de todo lo que se habló, lo que se dijo.
(色々取りざたされたものの、結局全て旨くいった)
例-2) Ellos apostaron por ese caballo y la jugada les salió redonda.
(彼らはその馬に賭け、思い通りの結果を得た)
さて、ご質問・ご意見をお待ちしている。(文責:ancla) |
以上は、本塾のメールマガジン『塾maga』2009年02月号(No.100)に掲載されたものです |
これらの読み物は、すべて小塾の関係者が執筆しており、コピーライトは小塾が有しています |
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