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Instituto de Traducciones de Tokio |
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ここは日西翻訳通訳研究塾ホームページ「スペインの慣用句」のNo.76のページです |
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Monólogo de un pasota
第三編 『スペインの慣用句』 (No.76)(慣用句番号:218) |
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今日は[ser dado a 〜]なるちょっと変わった慣用句をご紹介しよう。変わっているその理由は、まずこの[dado]は、サイコロの[dado]ではなく、動詞[dar]の過去分詞形であって、結果的には動詞が二つと前置詞のみでできあがっている慣用句である。それ以外の品詞は登場しない上に、動詞[ser]の慣用句なのか?[dar]が中心なのかもまた判別しにくいという側面もある。もっとも、不定形である[ser]が主役の分けはない。元来、動詞+動詞の場合、最初の動詞は助動詞的役割をする。あくまでもサポート役だ。よって、主役は当然のことながら過去分詞形に変化した[dar]と言うことになる。しかし、いつものように直訳をしてみると「〜に上げた・与えられたである」となって、まったく訳の分からない、意味不明状態に陥ってしまう。しかも[ser]も[dar]も、実に幅広い使い方がされ、したがってそれだけ多くの意味を持つ。この場合の捉え方としては『〜に(その身が)与えられた・委ねられた・託された』等となる。つまり、何らかの方向に主体が異動している分けだから、『〜に(の)素質(傾向)がある』となるわけだ
例) El aquel tiempo era dado a los paseos solitarios.
(当時僕はよく一人で散歩していました)
さて、ご質問・ご意見をお待ちしている。(文責:ancla) |
これらの読み物は、すべて小塾の関係者が執筆しており、コピーライトは小塾が有しています |
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