Fundado en 1995

スペイン語翻訳通訳

Instituto de Traducciones de Tokio

翻訳・通訳学習を通して、本格的に、そして、本腰を入れ、じっくりとスペイン語を学び、実践的なスペイン語能力を身に付けたい、伸ばしたい人のための塾です


Mascota
"Umi-chan"

 

各種お問い合わせ

各種お申し込み

 
 
すべての情報を見る  

『月刊・スペイン語あれやこれや』 "Español Variopinto, Mensual"-I-22 

 

===  富士山レーダードーム館  ===
Museo de la Cúpula del Radar del Monte Fuji
(Mt. Fuji Radar Dome Museum)

Umichan: ¿Sabes qué? Ayer fui de paseo en coche al Lago Kawaguchi, claro, con mi querida Mique. ¡Je, jerremiau!
にゃーんと昨日は河口湖にドライブに行ってきたのにゃ。もっちろん愛しのミケちゃんと…にゃっふっふ
Ñanco de España: ¡Caramba! ¿¡En Japón los gatos también conducen!?
にゃーんと、日本では猫も運転するのにゃぁ!?
Umichan: No seas tan serio. En este espacio, Español Variopinto, no somos unos gatos cualesquiera. Somos protagonistas.
まっ、カタイこと言わないで。この「スペイン語あれやこれや」コーナーでは僕たちは普通の猫じゃない。僕たちは主役なのにゃ
Ñanco de España: Por cierto, vosotros, Mique, que es guapa, y tú, que eres completamente blanco, vais a tener unos hijos muy monos.
ところで、かわいいミケちゃんと真っ白な君の子供たちはかわいいだろうにゃぁ
Umichan: (Ruborizado) No vayas tan lejos con tu imaginación. Me entra vergüenza al imaginármelo.
(赤くなって)そこまで、想像しにゃいでくれよ。もじもじしちゃうのにゃ。。。
Ñanco de España: Y ¿qué tal os fue el paseo?
んで、どうだったのにゃ?ドライブは?
Umichan: Se veía muy nítidamente el monte Fuji. Es que a nosotros los enamorados nos bendice Dios. Sacamos fotos de nosotros dos en un lugar conocido en el que el monte Fuji se ve reflejado en el lago. Luego visitamos el Museo de la Cúpula del Radar del Monte Fuji y allí vimos una película sobre el observatorio meteorológico y aprendimos sobre su historia, sus trabajos, etc.
富士山がとてもきれいに見えたのにゃ。なんてったって僕たち、ラブラブだからにゃ。神様が味方してくれるわけにょ。有名な逆さ富士ポイントでラブラブのツーショット写真を撮って、その後、「富士山レーダードーム館」で、映画を見て、気象観測所の歴史とか仕事とかをお勉強をしたのにゃ
Ñanco de España: Ya sé que estás muy disciplinado. Pero ¡¿aprender cosas en una cita con tu novia?! ¡Imposible! …Te envidio. Tengo ganas de ver a mi querida Ñanca. Ella tiene carácter e incluso bigotes pero en el fondo es cariñosa.
にゃんだ、君がまじめな奴だとは知っているけど、デートしながらお勉強だって?!ありえにゃーい!でも、君がうらやましいにゃ。僕も愛しのニャンカに会いたいにゃ。気も強いし、ひげもはえてるけど、ニャンカは本当は優しいのにゃ
(=^・^=) (=^・^=) (=^・^=) (=^・^=) (=^・^=) (=^・^=) (=^・^=)
「富士山レーダードーム館」に行ってきた。以前、富士山頂にあった気象観測所「富士山レーダードーム」を里に移動させて博物館にしたものだ。海ちゃんも言っているように、日本の気象観測やその歴史を知ることができ、興味深いひとときを過ごすことができた
富士山レーダードームは1964年に標高3776メートルの富士山頂に「台風監視の砦」として建てられた。日本は古来より台風の被害に悩まされてきたが、1959年に、昭和の三大台風の中でも最悪の伊勢湾台風により前代未聞の壊滅的な打撃を被ったことで、台風の動きを正確に予測することは、当時の気象関係者らの緊急の課題となっていた。そのためには、周囲に遮蔽物のない高い場所に観測所を設ける必要があった。こうして世界で一番高い場所に位置する気象観測所の建設が始まった。建設には想像を絶するような多くの困難が立ちはだかったが、当時の気象関係者らは大変な努力を重ね悲願を達成したのだった
その富士山レーダーもすでに引退し、現在は代々の気象衛星「ひまわり」にその役割を引き継がれている。気象衛星は富士山レーダー時代に比べて格段に向上した機能性を備えており、「天気予報」はもはや当たらない占いを揶揄する言葉ではなくなった
現在、約2600の人工衛星が地球の周りを回りながら様々な職務を遂行している。これまでに世界各国の国々により打ち上げられた人工衛星は約5000だ。人工衛星はいったん打ち上げられると、役割を終えても回収されるケースは非常にまれだという。すなわち、約2400の人工衛星が「スペースデブリ」と呼ばれる宇宙のごみとなっている計算になる
先頃中国が気象観測衛星の破壊実験を行い大量のデブリを出し、他の衛星との衝突などの危険性が指摘され、国際社会の大きな論議を呼んでいる。すでに、公害は世界どころか宇宙にまで及んでいる
科学技術は私たちの生活の安全と利便性を高めるという大儀名分のもとにめざましい勢いで発展してきた。しかし、政治・経済の論理に翻弄され、コントロールを失って本末転倒な事態を招いているのもまた事実だ。ニャンコたちが「人間って馬鹿じゃにゃい?」「漢字で”バカ”って言うと、 に失礼にゃ」って言っているのが聞こえてくるようだ

Gatito Umichan
Gatito Umi-chan
以上は、本塾のメールマガジン『e-yakuニュースNo.76(2007年02月末発行)』に掲載されたものです

 
Delfin_Izq 

Temporada-I

Delfin_Dch

Temporada-II