マヤ長期暦をグレゴリオ暦に変換するには、伝統的には『マヤ長期暦→マヤ日数→(相関定数)→ユリウス日数→ユリウス暦→グレゴリオ暦』という長い経路をたどって計算します。グレゴリオ暦からマヤ長期暦への変換はこの逆の経路をたどることになります
マヤ長期暦『7.16.3.2.13』は、マヤ暦元から『1,124,333日』が経過した日を表したものです。マヤ長期暦を十進法に換算した数字をわたしは『マヤ日数』ということにしました。通常はこうは呼ばれないのでしょうが、説明の都合上この名称を使用することにします
マヤ日数 (Maya Day Number, MDN)
例として変則20進法であるマヤ長期暦『7.16.3.2.13』を十進法に換算すると
7 Baktun 7 x 144,000=1,008,000
16 Katun 16 x 7,200=115,200
3 Tun 3 x
360=1,080
2 Uinal 2 x
20=40
13 Kin 13
合 計
1,124,333
マヤ長期暦『7.16.3.2.13』は、マヤ日数『1,124,333』です。マヤ暦元から数えて1,124,333日目で、グレゴリオ暦では『紀元前36年12月6日』になります。何故そうなるかの計算方法について知りたい方は『変換の原理』のページをご覧ください
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